このブログは、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所の金正勲ゼミのメンバーによるブログです。

水曜日, 5月 31, 2006

好きなページだけ買える!?

こんにちは☆ おもしろいニュースを見つけたので紹介します。
アマゾン・ドット・コムは利用者が自分の興味のあるページや欲しい部分だけを切り取って購入できるように 書籍をページ単位で販売、PC画面で読める「切り売り」サービスを行っているそうです。また、イーブックイニシアティブジャパンは、雑誌記事の「ばら売り」サイトを立ち上げました。書籍も今や「必要な部分だけを買う」時代?? 詳しくは下のサイトへ☆☆
http://tenshoku.inte.co.jp/saishin/gyokai/1/news_107/

News Clipping 要約

「ワンセグ」スタート1か月 スポーツ中継に人気

今年4月1日より始まった、移動端末向けの地上デジタル放送「ワンセグ」受信機能付きの携帯電話の売り上げは出荷数70万台、売り上げ台数は50万台と好調で、放送と通信の融合を象徴する新しいサービスとして、広告主の注目も高まっている。

「ワンセグ」の特徴は、地上波のテレビ放送を見ることができるだけでなく、それに関連したデータ放送、ウェブへのリンクがなされていることである。

また、基本的に視聴の際には視聴料がかかることはないが、自宅にテレビがなく、ワンセグ携帯しかもっていない人が世帯主の場合はNHK受信料を支払わなくてはならない。(放送法第32条第1項「NHKの放送を受信できる受信設備を設置した者は、NHKと受信契約をしなければならない」)

しかし、このような場合は「ワンセグ」を利用しているかを調べるための携帯電話会社の情報開示が行われるのか否かの問題など、きちんとした法整備がなされていないのが現状であり、技術に法律が追いついていないという印象を拭い去ることができない。


「ワンセグ」は既存の番組放送以外にも活用の幅を広げるべく研究・実験がなされている。この、エリアポータル放送がなされれば、携帯電話のより一層の効果的な利用がなされていくことになるであろう。

 まだスタートしたばかりの「ワンセグ」、課題や研究・実験の必要性はまだまだ高いが、放送と通信をつなぐ上で大きな可能性を秘めていることは間違いないであろう。

明日のDMC産業論

明日の「DMC産業論」、日経メディアラボ所長の坪田知己様によるゲストレクチャーして頂きます。
この機会、滅多に来ないので、金ゼミの皆様は極力参加するようにしてください。

■■■■■■■■授業の詳細■■■■■■■■■■■■■
「新聞社はデジタルの川をどう渡るか」
日本経済新聞社 日経メディアラボ所長
坪田 知己氏
日程:6月1日(木)13:00-14:30
場所:慶應大学三田キャンパス東館6F・7F
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

NC要約【初代編集長に鳥越俊太郎氏 オーマイニュース日本版】

・鳥越さんは新聞からテレビ、ネット(イトイさんHP連載等)からオーマイニュース、とその時々に一番自分の考えを伝えられるメディアを選択しているように思えます。少し気になる人物です。

[オーマイニュースとは]
・4万人以上の市民記者と30名の職業記者をかかえるインターネット新聞社 1日150本以上の記事を配信 現在は英語版も展開
・収益は広告+原稿料の投げ銭(カンパ制度) →記事の大きさによって、市民記者にお小遣い程度の原稿料を支払う
・市民記者登録した記者の記事は80%が採用され、事実関係に間違いがあったり、文章に問題がある等の場合は本人にアドバイス 
・信憑性 →記事に無数のコメントがつき、活発な議論=双方向・反応が早い
・2001年5月 誤報事件発生
 人身事故の原因を道路のせい、という記事に対して、高速道路管理会社の広報室職員から反論があり、すぐに訂正された =取材する側とされる側が対等
・2チャンネルとの違い  
 住民登録番号でしっかり本人確認・実名
 コメントも実名で登録しなければ書き込めず、ケシゴム記者がいる 

[韓国での誕生の背景と課題]
・韓国では、長い間独裁政権があり、既得権益を得ている実力者や政治家の代弁をしてくれるものとして新聞が存在 =新聞の報道についての懐疑的視点があり、自分が発信し、皆と考えを共有したいという欲求があった
・韓国の大統領選挙の結果に影響を与えたのではないか、として有名になった
・記者クラブ制度など、政治経済分野への取材が難しいのは確か →オーマイニュースが有名になることで、取材を拒否したことを書かれると大変だから、取材させてくれるケースが増えた

[日本においての可能性と課題]
・“波取り記者”が重宝され、日本と利害関係の無い国際問題は需要、関心が無いため大手の記事で取り上げることは少ない  ex)スーダン紛争  
  →海外在住者や関係者による投稿があれば魅力的
・ネットの特質として、新聞社のブランドではなく、記事のキーワード・関心でニュースが流通される 大手新聞社のホームページは伸び悩む一方、継続的な読者のいるブログがある現状は、追い風になる?
・韓国のように住民登録番号で本人確認できない →個人確認を厳しくすると記事が減ってしまうが、個人確認がいいかげんだと信頼が減る、トレードオフの関係


@参考にしたページ
「オーマイニュース」は韓国の特産品?
【特別企画】韓国市民記者ビジネスを追うVol.1――オーマイニュース 

要約なのに、こんなに長くなってしまってごめんなさい。。
 

火曜日, 5月 30, 2006

昨日のNC☆

昨日は久々のゼミでしたね。いつもながら皆の熱意のもと行われたゼミ。
昨日の私のNCを振り返ります。
テーマ:ウィニー対策に効果的なソフトを開発(日経5月12日)
ウィニーが著作権法違反のファイル交換の温床として問題となっている。ウィニー利用者のウィルス被害もすすんでいる。そんな中、ウィニーの開発者が著作権法違反の疑いで逮捕された。政府がウィニー対策として出した結論は「ウィニーを使うな」であった。しかし、これでは問題の解決にはならない。開発者の逮捕についても論議が及んでいる。責任を開発者に負わせるのかそれとも利用者に負わせるのか・・・。事実、アメリカでは例え法に関わるような問題がおきたとしてもソフト開発者が責任を負う義務は無い。違法者が出るたびに技術の開発者が逮捕されていては技術開発に歯止めがかかってしまうのではないか。著作権保護のあり方と国民の意識とを見直さなければならない。

月曜日, 5月 29, 2006

どうなるボーダフォン?(毎日新聞)

4.28 東京朝刊 ソフトバンクボーダフォン日本法人買収
5.1東京朝刊 どうなるボーダフォン

~まとめ~
ソフトバンクがボーダフォンを約1兆7500億円で買収(LBO方式、ノンリコース方式)。
http://www.sv15.com/mnp/topics/vodafone2.htm参照)
社名をソフトバンクモバイルに変更する予定である。
契約数でドコモ・auに負けている現状と、11月から始まるナンバーポータビリティによる競争に勝ち抜くために、ヤフーのネットオークションやテレビ番組配信サービス、フルブラウザ携帯など、様々なインターネット向けサービスやコンテンツの拡充を目指す。

~課題、感想~
ドコモやauに比べて、コンテンツやサービスなどの点で遅れをとっている状況を打開して、ライバルと差別化をはかるために新しいサービスを打ち立てられるかに期待。
家族割やLOVE定額など採算のとれないようなサービスで客を集めているが、果たして持続可能なのか!?価格破壊路線に出て、これからもやっていけるのだろうか。

読売News:WOWOWアニメ拡大戦略(5/12)

(要約)
アニメバブル☆がいま日本を覆うなか、WOWOWのアニメ放送枠が3倍になったことに着目。その実態を探る。当社はそのなかで、スクランブル(自身が主体的に関わる企画)を1枠→2枠に増やし、ノンスクランブル(無料放送)を1枠→4枠に増加。合計、アニメ枠を昨年比で3倍に拡大した。

(分析)
WOWOWは今その形態を単なる「配信企業」から「デジタルコンテンツ企業」へ変化させようとしている。
その背景にあるのはコンテンツ配信チャンネルの多様化である。
がそこでアニメを選んだところがぬかりない。
アニメ産業はいまも市場規模の拡大を続けており、広域な版権ビジネスの存在でもあるからだ。
・・・アニメはドラマと違い国境を越えるのが容易であり、時間の概念にも制限がなく(内容に時間的制約がない)、アニメのキャラクターを商品化し普及させることも簡単である。自らが制作者となり著作権を保有した方が得なジャンルなのだ。
なのでスクランブル枠のひとつの「TOKKO特公」は松竹と共同開発し、国内番組窓口権を獲得した。
2005年冬にはホリプロ(芸能)とDiscgalage(音楽)と共同で新会社を設立しており、現在のBroadbandの発展にあわせて、着々と策を練っている。

NC議論内容要約アップのお願い

皆さん、今日は長い時間お疲れ様でした。自分の担当分を中心に議論の内容を要約し、忘れる前に今日明日中にゼミブログにアップしてください。

日曜日, 5月 28, 2006

明日の金ゼミ、13:00開始

明日の金ゼミ、13時開始とします。NCのコピーと発表の準備をしてください。気合入れてやりましょう!

放送・通信「融合」へ一歩 文化審議会報告案

またまた、著作権の話です。

2006年5月27日 朝日新聞朝刊 3面総合
放送・通信「融合」へ一歩 文化審議会報告案

IPマルチキャスト放送で、地上波の番組を同時に送信する場合に限って、著作権処理を現在の地上波並みに優遇する措置をとるとのことです。

これって結局は、地上テジタルに移行したときの難視聴世帯に備えてのことですよね。

ただ、肝心の事業者などが製作した自主放送については、さらに継続して検討を行うとしています。
それに、インターネット上のストリーミング放送の著作権問題も未解決です。
民放は、広告ベース、県域放送による系列支配のビジネスモデルが崩れることを心配して、インターネット上の動画配信には積極的ではないようですが、いずれ解決しないといけない点なのだと思います。

結論がよくわからなくなってしまいましたが、全てが地上デジタル全面移行を実施するため、という前提で動いているところが気になります。

結局、放送・通信の「融合」って何なんでしょう?

土曜日, 5月 27, 2006

月曜日ゼミやります!

来週の金ゼミはやります。繰り上げ実施(例えば13:00~or15:00~)ても私は大丈夫ですが、皆さんは如何でしょうか?

月曜日のゼミについて

早慶戦、中止みたいですね。。
金先生>慶應大学では早慶戦のある日の午後の授業は休講になるんですよ。
来週の月曜日、公式には5限というと授業ないのですが、金ゼミはどうなるのでしょう??
もちろん、メンバーはゼミに行く気満々だと思いますが、、w 念のため☆
あと、三田祭の企画書提出が近いので、実際にどういうことを発表するのかについての話し合いの時間も必要です。
みなさん、よい休日を~
私は今夜は佐田くんのコンサート応援に行ってきます☆

慶早戦より佐田君頑張れ!

いよいよ今日、佐田君のマンドリン演奏会ですね。仕事でいけないのはとてもとても残念ですが、他の金ゼミ生は大勢行くみたいなので安心です(笑)。佐田君、頑張ってください!

金曜日, 5月 26, 2006

エレベーター広告

フジテレビジョンの企業訪問の感想です。乗り遅れた感があるので、別の視点で書いて見ます。

企業訪問の時に目に留まったものに、エレベーター内でのテレビCMのような物があると思います。
多くの人が感激していましたが、僕は少し前に北京に行った時に、同じ物を見ていたので、それほど感激はしませんでした。

中国では5年位前からエレベーター広告というのが、流行し始めたそうです。
これは、フジテレビのようなエレベーター内にディスプレイをつけるのはもちろんの事、エレベーターを待つ場所にもディスプレイがあります。(写真があったらUPします。)
つまり、エレベーターの待ち時間の数十秒とエレベーターに乗っている数十秒の間にいくつかのCMを見ることが可能なのです。HotelからOfficeまでエレベーターがあるところには、ディスプレイがありました。
オフィスの場合でもホテルの場合でも、訪問する客層がある程度限られているため、ビジネスモデルが成り立つようです。ちなみに北京大学内には僕が訪れた範囲では、エレベーターは見つかりませんでした。

エレベーターの中では、小さなスペースに知らない人と一緒に放り込まれるので、目のやり場に困ります。困った経験ありますよね。。。携帯でメールを打つにしては短い時間でしょう。。。エレベーター広告はこうした状況を捉えた画期的なメディアと言えるかも知れません。

同じことが、山手線・東横線などの電車内でも言えると思います。

中国の広告業界はとにかく熱いです。
何か良いアイデアが思いつけば、直ぐに実行してみることをお勧めします。


と、企業訪問の感想から離れてしまいましたね。

一言述べると、報道部の雰囲気が好きでした。

三田祭について

連絡が遅くなりましたが、23日火曜に三田祭ガイダンス参加してきました。
三田祭については、今更説明する必要はないと思いますが、日本で二番目に大きい大学の祭です(敢えて二番と言っておく)。

とりあえず、ゼミに関連する事を述べとくと
私たちは新規団体なので6月1日・2日の間に「参加申込書」を提出しないといけないようです。
その「提出書」には、どんな企画を行うかを大体で良いので記さないといけないようです。

更に、決めないといけないことは
三田祭担当者と会計です。

実行委員会に提出する資料に、団体代表(音田)、三田祭担当者、会計を書かなくてはいけなく、団体代表と三田祭担当者は別の人でないと、いけないようです。

会計は佐田君が良いと思いますが、三田祭担当者を誰かお願いします。
三田祭関係のガイダンスは日吉でも三田でもSFCでも行われているので、誰でもかまいませんよ。
誰もいなかったら、自動的に大井さんになります。

あと、ひとつ心に留めて欲しい事があるんですけど、三田祭に参加する為にお金を取られます。
一人400円です。これについては、また追って連絡しますので、年貢を取られるということだけ、覚えておいてください。

三田祭に関して何か質問があれば、遠慮なくメールで聞いてくださいと言いたいところだけど、ガイダンスのレジュメを、火曜三田であったコミッティーの予算委員会で忘れてしまったので、手元になく、今日誕生日の原さんが現在持っている状況ですw

ということで、月曜の時にお願いしますw

http://www.mitasai.com/
http://www.mitasai.com/2006/sanshin/sanshin.html

News Clipping -読売新聞-

遅れてごめんなさい。
5月25日朝刊の読売新聞で、見開き記事「読売国際会議春季フォーラム”新生日本の設計―情報と国家戦略”」です。
割といつも企業やMedia中心の記事がピックアップされているので、今回は雰囲気を変えてすごく政治的な記事にしました。国家の安全保障において重要視される情報、についての会談を取り上げます。

読む量が多いので、絞ります。会談自体はちょっと「?」な部分も多いのでさらっと授業で触れる程度にして、参加者の個人記事に特化します。

ヨミダス文書館を使用したひとは=スクロールして、一番したの「日本の情報組織」と「インテリジェンス」を読んでから、大森義夫氏(元内閣情報調査室長)◆国会による監視不可欠 →茂田宏氏(元外務省国際情報局長)◆国家情報官の任命を までの4人の記事を読んでください。

新聞を使用した人は=14面の図と隣の言葉の定義説明+4人の記事

*読む量が多いので、発表時には読んでこなくても話がわかるようにはしますが・・・

よろしくお願いします☆

news clipping ネット広告市場拡大か!?

news clipping です★ 今回は ネット動画広告米グーグル参入(5月24日:日経新聞)です。
以前、ゼミでも「日本のメディア別広告費において2004年、インターネットとラジオの広告費が逆転した」って勉強しましたよね。(経済産業省:通信・放送の現状の資料で)その時に私たちの間でも「インターネット広告費がテレビを追い越す日もくるのかなぁ・・・」っていう話がでましたが、そんな日が現実に来るかもしれないなぁと予感させるニュースです。でも、私の中ではネットで動画広告なんて本当に見る??と、その受容については疑っています。だってわざわざクリックまでしてCMを見る?それについて皆さんの意見を聞かせてください。
概要:米グーグルは23日、インターネット上でテレビCMのような動画広告を提供するサービスを米国とカナダ・日本で始めた。同社が広告代理店のような機能を果たし、広告主から集めた動画広告を提携サイトで放映する。

木曜日, 5月 25, 2006

NewsClippingの方法について

小野くんの投稿をうけまして、若干私もこのNewsClippingの方法についてみなさんの意見を聞きたいことがあります。
まずは小野くんの言う、ITMediaやCNETなどのNet上のニュースを含むか否かについて。
次に、この新聞会社を毎回固定にするか流動的にするかについて。
最初に決めた新聞会社に特化するのもいいですが、もしも流動的に新聞会社が変われば、それだけ多くの記事や社風などにも接することができて良いかなーと思うのですが、どうでしょう?

news clipping

2006/5/22 産経新聞 
初代編集長に鳥越俊太郎氏 オーマイニュース日本版

もしかしたら朝刊には掲載されていないかもしれないのですが、ぜひこの話題について話したいと思って選びました。

月曜日までに三田祭について考えてくるのも忘れないでくださいね。

5月29日(月)ゼミ

29日(月)は、NewsClipping Dayと称して、皆さんのメディアに関する知識を徹底的に底上げしますので、それなりの覚悟を持って臨んでください。各自、今までたまったNewsClippingを皆の分コピーしてくることを忘れないように。

時間配分としては、
16:30-19:30 NewsClipping議論
19:30-     三田駅周辺で食事会
を予定しています。音田君を除く全員、参加するようにしてください。

news

今週もやってきました。
朝日新聞担当の音田です。
ニュース記事たまってますねw

『グーグル対抗へ投資 11億ドル、「検索」強化 米マイクロソフト・バルマーCEO』
  2006年5月25日 朝刊 経済面 01006文字

月曜日は18時過ぎたら早退します。
今のうちに連絡しときます。

著作権問題


小川さんと大井さんのポスティングに著作権問題があったので、それについて一筆します。 著作権制度の歴史は、「表現の生産と流通の間でのバランスをどのようにとるか」という問題を巡る議論・対立の歴史と言っても過言ではありません。著作権保護が弱すぎると表現の創造・生産の誘引が下がる、逆に著作権保護が強すぎると表現の流通・共有が妨げられるといったトレードオフが存在するので、その時代の技術的・経済的・社会的・文化的な状況を十分に考慮しながら著作権制度の在り方について考える必要があります。

今回の企業訪問が、皆さんの著作権問題の重要性を自ら認識するきっかけになったというのは嬉しいことです。皆さんにはぜひ(短絡的に見えるかもしれない)自分の素朴な疑問を大事にし、本・ネット・友人・私を十分活用しながら、その答えを真剣に考えて頂きたいと思います。そういう思考プロセス・問題解決プロセスの中で多くのことを学ぶはずです。

この著作権問題は、コンテンツ産業又はクリエイティブ産業を考える上で最も重要なイッシュの一つですのでゼミ授業中にじっくり議論する時間を持ちましょう。

金ゼミ必読書第2弾!


日本では「レクサスとオリーブ(The Lexus and the Olive Tree)」で有名なPulitzer Prize受賞のNew York Timesのコラムリスト、Thomas Friedmanによる"The World is Flat: A Brief History of the 21st Century(2005)"の訳書が、ついに出ました。これは去年出版された英語の本の中で最も大きなインパクトを与えた本ではないでしょうか。未来の社会経済システムを考える上で極めて有益な洞察力や思考の材料を提供してくれる本ですので、金ゼミの皆さんは‘誰よりも‘先に読んでおくようにしてください。 こういう本、スピードが命です。

フラット化する世界
by トーマス・フリードマン

水曜日, 5月 24, 2006

TV番組の第二次、三次利用が難しいワケ

お台場のハイテク・近未来的なイメージを全く裏切らないフジテレビの本社(大道具エリアを除くw)。
中の詳細は下で述べられている通りだが、ひとつ、塚本さんが考案した「円卓」をつけたしで書いておこうと思う。TVで報道を始める前のスタッフmeetingでは、出演者や制作人全員で円卓を囲む。ここで丸いテーブルというのは、縦型(=一通、端と端が遠い)と比較してコミュニケーションがとりやすいので効果的なのだ☆
さて、タイトルにもしたコンテンツの多次利用についてだが、今回の企業訪問で私がもっとも印象に残ったのは著作権のことである。いままで具体的な想像ができなかった著作権について(←無知は私だけかもだが)塚本さんが解り易く解説をしていたので掲載する。
著作権とは、コンテンツを流す側の流通を妨げるものである。なぜなら流せば流すほど、そのコンテンツを作った脚本家やBGM制作者、俳優などなどにお金を配分せねばならず、最終的に利益が手元に残らないからだ。なのでOnDemandも第二日テレも伸び悩むし、映画会社は多次利用に非積極的である。法が変わるのか、これから各業界で協定を結ぶのか、どうにかして今後コンテンツの利用方法を考えないと、新しいプラットフォームや端末が開発されてもその上に載せるコンテンツがない。
どうする俺!どうするっ?!である・・・

こういった話が非常に身近なものとして考えられるようになった訪問であった。

皆に聞きたいことが!

連続投稿ですみません。

いきなりですが、私のバイト関係のツテでバンダイビジュアルに勤めている方を紹介していただきました。紹介していただいた方は、クリエイティブセンターの方で、アニメのプロデューサーをしているそうです(かなり有名な作品も手がけています)。
そこで、学業の一環としての取材、会社訪問が可能だということなので、もしゼミ員で行きたい!って方が多かったら行ってみませんか?

事前に、質問内容などの概要を用意しておいていただきたいそうです。
実際私もあまりバンダイビジュアルがどのような企業なのかわからないので(スチームボーイくらいしか知らないかも…)、会社資料を送っていただこうと思います。
ですが、まだ先方に連絡をしていないので、プロデューサーの方がいらっしゃってくれるかどうかはわからないです(>_<)というか、忙しいと思われるので、企業訪問だけになるかもしれません。 詳細ははっきりしませんが、皆の反応具合で連絡を取ろうと思っています。 (企業訪問しすぎなので、月5以外の日でも良いかなぁと個人的に思っています。) 反応ないと、寂しいのでちょっとでもいいからレスポンスお願いします!!
http://www.bandaivisual.co.jp/

フジテレビ感想

以下の二人が詳細に書いてくれたので、私はちょっとしたコメントにします。

見学では報道部が印象に残りました。全員の顔がみえるようになっている円いテーブル、それを囲むようにカーブしたテーブル。デザイン的にも驚かされましたが、私は思った以上に働く人数が少ないなぁと感じました。他の企業を見ていないのでよくわかりませんが、とてもあわただしい空気を感じました。

おまけとして、休館日にも関わらず球体展望室に無料で入れたことが個人的には感激してしまいました(笑)他にも、見学者を楽しませるようなパネルなども展示されており、開かれたテレビ局、遊びに行っても楽しいテレビ局という今までにはない発想がフジらしいと思いました。

塚本さんのお話は、本当のことを言ってしまいますと、私が距離が離れていたせいか、聞き取りづらくて少し会話に乗り遅れていました…。ですが、個人的に興味のあった、ワンセグの携帯会社とテレビ局の折り合いについての裏話も聞くことができ楽しかったです。あとは、ところどころ知らない用語がでてきたので、自分の勉強不足を感じてしまいました。しっかりと知識を身につけてから、また塚本さんとお話したいと思います!

今回も貴重な体験となりました。ありがとうございます。

ヤバイ経済学=Freakonomics


この本(→)、金ゼミ必読書です。英語名が、Freakonomicsで去年・今年にかけ、米国ではNon-Fiction部門でずっとベストセラーを記録したものです。メディアと直接関係は有りませんが、「世の中が実際どのように動いているのか」を経済学的な観点から暴いた極めて面白い本です。これを読むことで皆さんの世の中を見る見方もちょっとは変わるかもしれません。この本に関する詳しいことが知りたい方はhttp://www.freakonomics.com/にいってみてください。著者のブログも要チェックです。

著者のSteven D. Levittですが、シカゴ大学経済学部教授で、40歳以下で経済学に最も貢献した米国人に授与されるJohn Bates Clark Medalもらってます。間違いなくNobel Prize有力候補。

今週のゲストスピーカー:TBS前川さん

私が担当している大学院授業「デジタルメディア・コンテンツ産業論」、今週(25日)の授業では、ゲストスピーカーとしてTBS執行役員でTBSメディア総合研究所の社長でもある前川英樹様に、「デジタル時代の放送産業の戦略(仮)」についてレクチャーして頂く予定です。皆さんには特に有益な機会だと思いますので、興味のある方はご参加ください。

■日程:5月25日(木)13:00-14:30
■場所:慶應大学三田キャンパス東館6F・7F
■講師:前川英樹(TBS執行役員&TBSメディア総合研究所社長)

PS:ちなみに金ゼミTBS企業訪問は6月に行う予定です。

フジテレビ訪問行ってきました☆

昨日、5月22日お台場フジテレビ訪問してきました☆ 皆でユリカモメでいきましたよ。窓が大きくて見晴らし最高!遠足に行くような気分でしたw
昨日は見学が主だった気がします。(もちろん、塚本さんのお話も聞けましたが。)
見学したのは心臓部(その呼び名がおもしろい)と呼ばれる送出センターや映像を各家庭へ送り出しているネット局、編集室、報道局、展望台などです。さらに、大道具の倉庫や特ダネのセットも見ることができました。大道具はテレビで見る方が大ぶん豪華に見えますね!実物は意外とチャチかったw。特ダネのセットでは佐々木アナの席にちゃんと顔用のライトが備え付けられてました。(こういうのを見れるなんてレアな経験!w)セットも意外と小さいんです。テレビだと広々して見えるのになぁ。 塚本さんとお話したのはハーバービューの社員食堂!「テレビはその時間帯に地上波で見るから意味がある。」と強調されており私は結構保守的な印象を受けましたが、、。皆はどうだった? 自分のつきたい業種ってなんなのかなぁ。う~ん、まだよく分からない。昨日も言ったけど、どの媒体についても今、自分が持ってるのはイメージでしかないから。実際にその現場をこうやって企業訪問などを通して見てみることって重要なんだと思う。

火曜日, 5月 23, 2006

フジテレビ訪問

昨日はお台場のフジテレビを訪問しました。
普段は月曜は観覧できないようなのですが、番組を東京タワーに伝送しているところや、報道局、報道編集センターなどを案内して頂きました。
報道局は、ドラマ(「美女か野獣」「トップキャスター」)に出てくる印象そのままで、いろいろな服装の人がそれぞれ丸いテーブルの周りで忙しく動いていました。
報道局以外で特に印象に残っているのは、エレベーター内の液晶画面。エレベーターの中に小さな液晶テレビがついていて、それ専用に番組が編集されているというから驚きです。社内向けに、深夜の番組などの情報が流されています。ロビーにも大きな液晶があったり、テレビへのこだわりが随所に見られました。

その後、社員食堂(やたらキレイ)で現在、デジタルコンテンツ局に勤めている塚本さんの話をうかがいました。
地上波民放ではダントツのフジテレビですが、それには視聴者が何を欲しているのかをとらえるセンスが必要だとのこと。地上波の雄の誇りを感じました。逆に、フジon demandは利用者3万人(06年4月分、ネットレイティングス調べ)で難航していますが、現時点では消費者の二ーズがそんなにないと認識しているようです。権利関係、費用対需要、技術面など複数の課題があるそうで、とにかくネット配信してみようというスタンスでした。

また、ワンセグ放送の話も興味深かったです。実は実際に見るのは初めてで、直接フジのニュースにとんだりできるなど、こちらの方がフジと相性が良いようですね。ワンセグは、テレビの消費者サービス?という位置づけで、権利関係が簡略化されていて、地上波をそのまま配信できるということも初めて知りました。

今回の訪問は、テレビ局がイメージとどう異なるのか、現実を感覚的にとらえられる貴重な機会でした。ありがとうございました。



余談ですが、日テレはリクルートと提携して新たなサービスを開始したようです。こちらも気になるところです。
日本テレビ・リクルート提携 ワンセグでグルメ情報

三田祭について連絡

今年初参加の団体は、急ですが6月2日の金曜までに企画書(内容とか)を提出しないといけません。
例えば、プロジェクターを使いたい、とかを書かないといけないのだと思われます。
今度の月曜日までに、どんな形で発表をしたいのか考えてきてください。

何か意見のある人は、どんどんブログに書いてもらえると助かります。

詳しくは音田くんがお知らせしてくれると思いますが、取り急ぎ。

月曜日, 5月 22, 2006

金ゼミ「とくダネ!」出演!

いつの間にか我々の動画が撮れてました(笑)。

動画はこちら

日経コラム掲載

金ゼミの皆様

今日はフジテレビへの企業訪問、お疲れ様でした。塚本さんのご配慮で貴重な体験が出来たのではないでしょうか。皆さんの感想を聞かせてください。

さて、今日付けで日経ネットにメディア融合に関する私のコラムが掲載されました:
通信・放送のもつれた糸・未来志向の改革へ真価問われる竹中懇【コラム】

皆さん、あと2時間程で歴史が生まれようとしています。健闘を祈りましょう(笑)

投稿数100件突破

今確認したら、当Blogのトータルの投稿数が100件を超えました。

2006年4月19日に開設して、一ヶ月で100件突破です。凄いスピードです。
単純に考えると1人が9件3日に1回は投稿している計算になります。(実際は先生の投稿が多いですが。。)

そして、当BlogがInstitute for media and communications researchの巨大勢力、菅谷研究会のBlogからリンクが貼られました。

これとかこれ

これからも、張り切っていきましょー。。。


これから、新橋駅に向かいます。

Oxford出張報告


オックスフォード出張、無事に行って来ました。今回参加したのはInternational Media and Communications Management Summitというイベントで、Oxford大学のビジネススクールであるSaid Business Schoolが毎年主催するものです。今回はThe Economist誌の編集長やReuterのプレジデントを含め10人くらいのSpeakersと150人くらいの聴衆が集まりました。ちなみに私の講演のテーマは「Converging Media and the Challenge of Digital Contents Business」でした。メディア融合がデジタルコンテンツビジネスにどのような影響・インプリケーションをもたらすのか、ということについて経営的・政策的な観点からお話をしました。この分野の日本や韓国の動きをお話したら、皆口をパクッとあけて聞いてました(笑)。欧米にとっては、日本はまだまだ近未来なんですね。このサミット、スピーカーも聴衆も全て招待制で、特に聴衆は米国からWharton Business School(University of Pennsylvania:Finance部門においては常に世界トップのMBAスクール)、フランスからはINSEAD、デンマークからはCopenhagen Business School、英国からはSaid Business School、London Business School、アジアからは中国上海のChina Europe International Business School (CEIBS)から学生が招待されていました。その他、Corporate Guestsといってこの分野の産業界のトップも欧米諸国から数多く集まっていました。サミットの詳細はまたゼミ時間にでもお話します。

さて、久しぶりのOxford、やっぱりよかったです。サミット行事以外にも、以前私が在外研究していた頃にお世話になった研究所の方に挨拶回りしたり、当時は毎日のように行ってた名前も怪しいOpium Denという中華料理屋で食事したりとそれなりに忙しい毎日でした。ここにくるといつも思うのは、「環境は人を変える」ということです。オックスフォードで勉強する学生にとってOxfordの魅力は、人類の歴史を自ら切り開いてきた先人たちが自分たちの先輩であり、そういう人たちと同じ教室で勉強し、同じ食堂で食事し、同じ散歩道を歩きながら思索するという贅沢さです。こういう経験を通じて彼ら彼女らは自分の夢や志を大きくしていきます。そういう意味でも、若いうちにロールモデルを身近に感じることは極めて重要なことだと思いますし、今金ゼミで企業訪問をやっているのも、いわゆる一流といわれる企業や人々を手が届かない遠くの存在としてではなく、皆さん一人ひとりにとってより身近に感じてほしいからということもあります。こういうプロセス・体験を通じて、皆さんにはぜひ自分が持っている夢や志を大きくする一つのきっかけにして頂きたいと思います(ちなみに私はそういう皆さんの一番の応援団長ですのでいつでも何でも相談ください)。

今日から新しい一週間が始まります。気合をいれて頑張りましょう。

土曜日, 5月 20, 2006

22日のフジテレビ企業訪問の件


金ゼミの皆様
みなさん、元気ですか?2週間皆さんと会えないだけでこんなに寂しくなっているのはもしかして私だけでしょうか?

忘れずしっかりニュースクリピングをしてしまう皆さんは、さすが1期生です。頼もしい。企業訪問の連続で記事に関する議論が出来ていませんが、必ず議論の時間は設けますので、担当記事についてはみんなの分をコピーしておくようにしてください。

さて、フジテレビ企業訪問が来週月曜日(22日)に迫ってきました。フジテレビには、「メディアタワー(正面向かって左)」と「オフィスタワー(正面向かって右側)」があり、我々が最初行くところはメディアタワー(受付)の方です。先方との約束時間が15:30ですが、ゆりかもめを一緒に乗りたいので、我々は「ゆりかもめ新橋駅入り口階段前(隣の写真参照)」で15:00に待ち合わせしましょう。時間厳守でお願いします。企業訪問終了後、フジの塚本さんを交えて食事会or飲み会を行います。

ここからは余談ですが、うちのゼミからは一人、その日大事な大事な事情があり、企業訪問終了後すぐ抜ける方がいますが、同じお台場にはいるそうです。企業訪問終了後は、その方と会っても知らんぷりすることと、ぐれぐれも観覧車周辺には近づかないように(笑)

金曜日, 5月 19, 2006

ケータイ話

ケータイ関係のニュースが何回かnewsclippingにとりあげられているようなので面白い記事を紹介しておきます。

「Docomo×Microsoft」「ソフトバンク×apple」「KDDI×Google」 その1~その3
http://rblog-tech.japan.cnet.com/21kun/2006/05/docomomicrosoft_d8db.html?tag=rblog.cr

http://rblog-tech.japan.cnet.com/21kun/2006/05/docomomicrosoft_9811.html

http://rblog-tech.japan.cnet.com/21kun/2006/05/docomomicrosoft_e1cb.html

この記事では、主に3社の戦いのゆくえが、
ケータイのウェブがPC化するかどうか(閉じたネットor開かれたネット)と
音楽・映像配信技術(MediaPlayer対i-tunes対着うた)
に影響を及ぼすと述べています。

News Clipping!

遅くなってしまって申し訳ありません。

実は書き込もうとするとパソコンがフリーズするというとんでもない事態に見舞われたがゆえにこれが3回目のチャレンジですw

今度こそ書き込みたいです。

僕のNews Clipping は「KDDIとグーグル、ケータイ検索で提携」にさせていただきます。
http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20060518nt09.htm

http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0518/index.html

KDDIは前回の発表(音田君や原さんでしたよね)ではネット銀行開設を打ち出し、今回はグーグルとの提携で検索力を強めていこうとするなど、ソフトバンク参入や11月の「携帯電話番号ポータビリティ」に向けて、独自性を出していっているところに惹かれました。

木曜日, 5月 18, 2006

にゅうすくりっぴんぐ

最近雨ばかりで梅雨が早くきてしまったようで嫌ですね~

今回のニュースクリッピング(毎日新聞)は、

5月13日 東京夕刊 政治面
ソフトバンク「iPod携帯」投入 アップルと調整

5月14日 東京朝刊 経済面
ソフトバンク「iPod携帯」投入 「負け組脱却」突破口に

5月15日 東京朝刊 12頁 総合面 
番組ネット配信:ビジネス厳しい民法、独自コンテンツで活路


3つも記事やるのは不可能なんで、前回ソフトバンクについてやったので(といっても授業ではまだですが)上の2つは参考程度に配る感じで、メインは番組ネット配信にしようかと思います。

日曜日, 5月 14, 2006

newsclipping:ウィニー対策ソフト

情報漏洩問題が話題となった「ウィニー」。ウィニーとはファイル交換ソフトのことですが、そもそもファイル交換ソフトって何なのでしょう?ウィルスって?そんなことを知らない自分の勉強のためにもこの記事にしました。 
ウィニーを悪用するコンピュータウイルスが情報漏洩の原因だったわけですが、とられた措置は「ウィニーを使わないで下さい」 え?それでいいの?それでは問題の解決とは言えないでしょう。 「ウィニー問題」を監視し、ウイルスであれば削除してくれる画期的なソフトウェアが開発されたようです。
記事:(日本経済新聞(2006.5.12)15面)

土曜日, 5月 13, 2006

滝内さんの講義に関して

何人かの方はご存知かもしれませんが、滝内さんが秋頃に行われる講義内容に関してを、参考にUPしておきます。

自己分析・自己表現講座
~エントリーシート・面接に役立ちます~

【特色】
1、コミュニケーションを中心とした、参加型の授業形式です。
2、今まで気がつかなかった
「自分が何をしたいのか」「本当の自分は何なのか」を
意識的に考えられるようになります。
→読ませるエントリーシートが書けるようになり
 聞かせる自己PRができる基礎となります。
3、演劇で用いられる<シアターゲーム>を活用し
楽しみながら、自然に自分を表現する手法を、身につけていきます。
4、メディア経験者と、舞台演出家が
  丁寧にあなたの人間力UPのサポートをします。

【講師】
滝内泉(たきうちいずみ)
 NHKアナウンサー、劇団四季プロデューサーを経て、現在は大手メーカーで
 インターネットコンテンツのプロデュースや、PR会社でメディアトレーナーなどを担当。
関聡太郎(せきそうたろう)
 舞台演出家。ユニークな演技指導で知られる。オハイオ大学演劇科修士課程卒。
 山本耕史主演「ROOFTOP」、サンリオミュージカル「妖精フローレンス」、ディズニーシー・ショーアトラクションほか。


【講義内容】
第1回 オリエンテーリング
自分をより魅力的に伝えるために必要なことは
・ 自分が何者なのかを知る
・ 自分のテーマを知る
であることを実感すると共に、 シアターゲーム基礎編「心と身体の柔軟体操をしましょう」を体験します。
    講師:滝内、関

第2回 「あなた」はどんな人?
コミュニケーションを通じて、自分を語りましょう。
「自分史」を元に、仲間と対話することからユニークな自分を知ります。
講師:滝内

第3回 「あなた」のテーマは?
作文を書くことで自分のテーマを知り、 具体的な目標を設定して成功に繋げましょう。
    講師:滝内

第4回 「もう一人の自分」と出逢う
シアターゲームで「あなた」の魅力を引き出します。  
「短所・マイナス」を「個性」と実感することで
ナチュラルな自分に自信を持ちましょう。
    講師:関

第5回 もっと伝わるための状況確認
「全員にむけて」「仲間の一人に向けて」「講師に向けて」
自己PRをすることで、状況の変化によって、伝え方も変わることを実感し、相手にもっと伝わるコミュニケーションの手段を学びます。
    講師:滝内


第6回 「伝える核」をしっかりと、より魅力的に、もっと伝わる表現を!
5回までの総括。
実践感覚を養い、自己分析・自己表現に自信をつけましょう。
    講師:滝内、関

ネットの優等生はケータイが苦手?

二年前のコラムですけど、メチャクチャ面白かったので紹介しときます。

http://japan.cnet.com/column/tm/story/0,2000055930,20069279,00.htm


SFCの人、携帯使わないんだねー。。。

木曜日, 5月 11, 2006

[News Clipping]

News Clipping 3週目

2006年 5月7日 産経新聞 東京版 経済面
大画面テレビ パソコン一体型続々/美肌化粧品でアップも大丈夫
です。

テレビとパソコンの融合商品と、デジタル技術の進歩が他の産業への影響についての記事です。

技術が文化をつくる、とは少し違うけど、技術の遠因で好みが変わったり、需要が増えることはあるのかもしれないと考えさせられました。
以前に、人間の感性がデジタル化しているという内容の「デジタル化する人間の“眼”」(2006年4月3日朝日新聞朝刊 オピニオン面、藤原新也)という記事を読んだのですが、今回の記事では、CG技術の進歩によって一般女性の目指す美の基準が高くなっていると指摘しています。

[News]PC雑誌もういあrない?[Clipping]

NewsClippingです。
一回準備した記事が実は被ってた為、また探す作業をした結果以下の記事になりました。


PC雑誌、もういらない?
朝日新聞 2006年5月10日(水) 朝刊  社会面  文字数1289文字


金ゼミの中で『日系PC』とか「アスキー」とか「YAHOO Internet Guide」とか「(ネットランナー)」を読んでいるのは、僕くらいだと思われるので、この記事にします。

News Clipping

News Clipping 3週目

読売新聞 夕刊
2006. 05. 09 「WOWOWアニメ拡大戦略 有料2枠、無料4枠に」
をとりあげます。

(ヨミダス文書館で閲覧可能、KeyWord:WOWOW)

慶應版You-Tube

VOLUMEONE http://volumeone.jp/

タイトルの表現が適切かどうかわかりませんが、とりあえずご了承を。

各メディアで取り上げられてたので、紹介しときます。

ITmedia http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0605/10/news097.html
CNET-Japan http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000056023,20108489,00.htm

取り急ぎ紹介まで。
現在3:21。寝ます。

SONY訪問★

SONY訪問はとても充実した訪問となった。なんといっても2人のお話が楽しかった。滝内さんの「伝えることを追求したい」という熱い想いがお話をうかがっているととても伝わってきたし、フォースビューなどのインターネット新時代の構想をお話する吉村さんはとても楽しそうにキラキラして見えた。私はなんと言っても360度カメラにとても興味をもった。今はその研究はストップしているということだが、あんなにおもしろいものを是非是非実用化してほしいと思う。 メディアによって「見せられる」のではなく、「自分が見たいものを見る」360度カメラはこれを可能にするものだからだ。私たちをあたたかく迎えてくださったお二人に、改めて感謝申し上げたいとおもいます。ありがとうございました。

火曜日, 5月 09, 2006

ソニーは機械をつくるだけではなくて、未来もつくるところでした。

小川優子ちゃんが素敵な文章を書いてくれたので、私は簡潔に。

昨日、原宿にあるSony Concept Labを訪問して、滝内泉さんと吉村司さんの両氏に話を伺いました。デザイナーの方が14人集まって、ソニーの技術とコンセプトをつなぎ、世の中をデザインしているところで、とてもおしゃれな空間でした。 二人とも壮大な夢を描いていて、それを継続していくために、明快で具体的な目標設定をし、いつも未来のvisionを持つようにしているとのことでした。

特に印象に残った話は二つ。
一つは、インターネットをメディアにするために、新しいコンテンツを創ろうとしている話。インターネットはTVとは全く違うものであり、まだまだ果たす役割があって、現実以上のことを見せられる・伝えられるのだという考えが新鮮でした。
もう一つは、カメラから3次元でスキャンして、インターネットを使って生中継、しかも自分だけの好きな視点から映像を見られるようにしようという話。ワールドカップの試合がピッチ上の中田の視点で見られるようになったら素敵だと思いました。

人と交わるときに、大事なコアの部分を持っていれば、あとは全部ゆずってまざってしまっていいのだ、黄身が無かったり、ゆで卵のように、接しているだけで交わらない人もいる、という滝内さんのたとえ話も身にしみました。 今回の訪問は、今後の私たちに大きな影響を与え、向かいたい方向を考えさせるものになったと思います。

吉村さん、滝内さん、企画してくださった金先生、ほんとうにありがとうございました。

ソニー本社も知らない、ソニーCreative Centerの秘密☆

原宿の喧騒から逃れた場所にひっそりとたたずむ、ソニーのCreative Center.
玄関を入ると、柔らかい光に包まれたおしゃれな階段がある。
階段を上がりながら脇を見ると、そこで働く人たちの小さな展示コーナーが設けられている。
ある人は自分の好きな本、ある人は自分の好きな映画のシリーズ、または玩具やミニチュアが置かれている。夢あふれる楽しい空間である。
最上階にいくと、そこには大きなスクリーンがいくつもあるのに、まったくもって会議室のイメージを彷彿させないMeeting Roomがあった。そこで、今回は(おそらくソニー本社とは違う趣旨であろう)ソニーのコンセプトラボともいわれるこの研究所で聞いたお話を報告しようと思う。

ソニーはその発展経緯をみてもわかるように、最初に技術をつくり、そのあとにそれを売るためにコンセプトを発表していった。例えばテープリコーダー。音を記録してみたいなーと思って造られたこのテープリコーダーは、出来たはいいが売り方がわからない。なのでコンセプトを無理やり作った。「音の写真機」である。ようやく裁判所の速記用に販売が決まり、つぎにはラジオ、ビデオ、と当時では先見も先見な開発を繰り返していまのソニーが出来ていった。
が、いまのソニーは大きな企業だけに、利益がでないと開発は縮小化されてしまう。意外な発想を大事にして育てるには、大きくなりすぎた。
いまのブロードバンド時代、インターネットが普及したのはいいが、それに載せるコンテンツがまだ発展途上である。いま最も求められている「意外な発想」は、まさにこのコンテンツとプラットフォームにあるのだ。なので、ソニー本社の主流街道をそれ、ここのコンセプトラボは意外な発想を捻出するべく脇道を行く。利益を出すのはむずかしいが、360°映像が撮れるカメラFourth Viewを製作したり、色々な部門を客観的にみながら、より効率的に、より面白い発明をするにはどうしたらいいのか、など提案する。全体像としては、コンテンツ文化の東京一極集中を打破し、新しい技術にあった新しいコンテンツ創りを掲げるBroadband Factoryというプロジェクト*がある。

この企業訪問は、これからのブロードバンド時代の可能性を広く感じさせるとともに、企業のイメージを覆す訪問だったと思う。まず入る際には名前を書く必要も名札バッジをつける必要もない。いざ説明を聞き始めると、目の前にいる社会人がいかに、「夢を追い続けることの重要性」について熱く考え、実際に実行しているかがわかる。沢山の企業があるなか、こんなにキラキラと自分の仕事について語れる人がどれくらいいるかはわからない。もちろんお話を伺った方たちも、この立ち位置を見つけるまでに何十年もかかり、紆余曲折を経てきたのだが・・・。

今回の経験は、これから就職活動をし、会社人ならぬ、社会人になろうとしている私たちにとって、一生の財産になったと思う。自分がしたいことを追い続け、実現していっている方々に直接お話を聞けることほど貴重なことはない。この訪問を企画してくれた金先生、訪問を了承してくださったソニーCreative Centerの皆様、重ね重ねお礼申し上げます。

*私の理解の範囲で書いているので、間違った記述になってしまった場合は申し訳ありません。

DMC日本版YouTube発表

以前(5月5日)個人による動画配信プラットフォーム「YouTube」を紹介しました。実は私が所属するDMCでこの日本版を開発していて、それが完成したので急遽記者会見することになりました。私も登場します。詳細は、http://www.keio.ac.jp/pressrelease/060508.pdfを参照ください。

参加されたい方は(遠慮なく)今日中にメールください。

昨日の企業訪問メモupのお願い

皆様、昨日はお疲れ様でした。
素晴らしい講師から異次元的な話が聞けたのではないでしょうか。

さて、昨日の様子を記録・発信したいと思います。写真は青山君、記事は大井さんにお願いしておりますが、後者については大井さんに加え、皆さんからのメモ・レポート・感想もあればぜひブログにアップし、共有しましょう。

日曜日, 5月 07, 2006

セミナーの案内

フジサンケイが公開セミナーを行うようです。期日は5月11日もしくは17日。受講料が4000円かかるのですが、現場の方の話も聞けるし楽しそうじゃないですか?
私は11日の講座に参加しようと思います。ちょうどあまり授業が無いのと軽部アナに会いたいので笑)
興味のある方、以下のページを見てみてください。*締め切りが明日までなので早めにチェックしてね☆

http://www.fs-jinzai.co.jp/seminar/index.asp

明日のソニー企業訪問


明日のソニー企業訪問のReminderです:
待ち合わせは16:10@原宿駅表参道口改札前で集合です。時間厳守でお願いします。三田から向う方は、15:30@三田正門前で待ち合わせして一緒に行きましょう。

さて、明日から始まる金ゼミ企業訪問の様子を出来るだけ詳細に記録・(ゼミブログ・HP等で)発信していきたいと思います。そこで提案ですが、明日の企業訪問の様子を取材して頂ける方はいませんか?写真担当(1人)と記事担当(1-2人)。Casualでポップな感じで良いので(もしボランティアがいなければ明日私の方で指名します)。

企業訪問終了後、滝内さんを交えて原宿周辺で飲み会を予定していますので、そちらもよろしく。

土曜日, 5月 06, 2006

ノリウッドのOverview

先週のNewsClippingのOverviewです。UPするのが遅くなりまして申し訳ありません。

読売4/25国際面 「安くて身近な映画人気-ナイジェリア製だからノリウッド」

(概容)
いまナイジェリアではVCDという安い媒体で映画を見るのが流行している。ハリウッド映画の内容は発展途上国の人にとっては遠い未来の話でしかないため、地元の生活に根ざした自国製作の映画が人気になったのだ。治安悪化で映画館にいけない住民はもとより、その制作費(100万円)と購入価格(300円)の安さでも人気を博している。現在ナイジェリア製の映画の人気はアフリカ全体、欧米まで波及している。

(将来性)
・ローカル映画のコンテンツの魅力→ハリウッドの一辺倒コンテンツに新風
・・・コンテンツの多様性について:制作費がますます下がっていき、配信方法がますます多様になっていくであろう将来には、USERがコンテンツ利用のみでなく制作主体になるであろう。
・発展途上国の知られざる一面→発展途上国のソフトパワー(魅力)向上
・・・ソフトパワーに関連して:外務省は日本のアニメや漫画などのコンテンツが海賊版で流出しているのをそこまで規制しない。なぜなら日本のソフトパワーを高めるために一役買うからだ。 
・映画産業による投資の活性化→国全体の経済の活性化
・アナログコンテンツの衰退とデジタルコンテンツ市場の活性化

(NETのパワーと技術革新)
いままで発展途上国で映画製作がこんなに盛んになり、普及するとは考えられなかった。これが可能になったのは一重に技術革新があったからである。映画館がなくても、専用の機材がなくても、デジタルビデオカメラと簡単な機材とソフトさえあれば映画が作れ、見れる世の中になった。ナイジェリアでは制作費が100万円まだかかっているが、アメリカではつい最近iMac iMovieを使用したわずか218ドル32セントの長編映画が話題になっている。一般人でも映画制作できるのだ。
=NETパワーにより既存概念がくつがえされる

以上こんなかんじです。

先週のnwesclipping

GW.も終盤ですね、、実家で満喫していた私。ブログあんまり開いていなくてゴメンナサイ。
さて、nwesclipping次の回の皆さんの記事紹介ありがとうございます。お休み中なのにさすがです☆☆
先週の私のnwesclippingについても沢山皆さんからのコメントをいただき議論も広がり、とても嬉しかったです!!  以下、自分の担当した記事について簡単にまとめておきます。

現金を使わずに決済する「携帯マネー」にはこれまで2つのタイプがあった。

1.電子マネータイプ。
あらかじめ入金しておき、決済時に使用額をひかれる。利用限度が数万円にとどまるため使用頻度に応じてこまめにチャージする。小額の決済に使用。

2.クレジットカードタイプ。
クレジットカードと同様、後から使用額を支払う後払い形式。比較的高額の決済が可能。

そして新方式。。

3.預金で即決済するタイプ。
代金をその場で預金口座から引き落とす決済法。(あらかじめ専用の預金口座を開設)
(タイプ2.3に関しては数十万円の買い物も可能になるため返済能力を超えた買い物をしてしまう恐れがある。)

3について。
UFJ銀行とKDDIが2007年春に携帯電話で決済する新銀行を設立。
・携帯電話を使った振込みや画面を通帳代わりに使う など幅広い銀行サービスが携帯でできるようになる。
・携帯電話「au」の使用者は2500万人。(若年層が多いが大丈夫か?)

2006年末の携帯三社の契約者のシェアは ドコモ:56% KDDI:28%
2006年秋からの番号ポータビリティ(同じ電話番号で携帯会社の異なった機種と変更できる)に備えて自社の携帯でしか提供できない特徴を打ち出すことが課題か?

・こういった電子マネーなどは小銭を持ち歩きたくない利用者の間で急速に普及してきた。ドコモの携帯については携帯クレジットを利用できる機器のユーザーは過去2か月で200万増!(全員がサービスを利用しているとは言えないが。)
SUICA(2月末で1120万枚)やEdy(3月末で1700万枚)の発行枚数がここ1年で約2倍になっており急速に普及している!

・サービスを取り入れる小売店は増え、タクシーでも利用できるようになるなど、利用範囲は着実に拡大している。

問題点
端末に互換性がない!! 
各社、規格ごとに端末がバラバラなため利用者はどの店でどの規格が使えるのか分かりづらい。利用時に混乱してしまう。
複数の端末の設置はサービスを導入する店にとっても負担が大きい。
→→→規格の統一が必要!!!
    利用者の機器と店舗側の読み取り機器との間での互換性の実現が望ましい。
(Suicaとドコモのid,JCBは端末を共通化する予定である)

課題:海外と日本との携帯マネーや電子マネーの普及の違いを調べるとおもしろそうだ。

web2.0:顔文字を使えないweb1.0の人達!(;゚Д゚)

GWも後半戦ですが、いかがお過ごしですか?
私事ではありますが昨日5日は、「こどもの日」でもあり「親の結婚記念日」でもありました。(❀ฺ´∀`❀ฺ)ノ

そんなことはどうでもいいですが、最近ゼミ内でも話題のWeb2.0についての面白い話があったので、紹介します。( ゚Д゚)y─┛

http://rblog-media.japan.cnet.com/0007/2006/05/web20web10_d651.html

これを読む限り、顔文字をうまく使えないと、Web2.0的な流れに乗り遅れることになりそうです(( ;゚д゚))アワワワワ
ということで、今回のエントリーは無駄に顔文字を使っています(ノ∀`)アチャー。

顔文字の文化って、諸外国ではどうなんでしょうね?
少なくともアメリカの顔文字はさっぱりわかりません( ゚д゚)ポカーン

:-)   ←これがsmilingだそうです。

(参考)
http://www.astro.umd.edu/~marshall/smileys.html
http://www.netlingo.com/smiley.cfm

金曜日, 5月 05, 2006

The Lexus and the Olive Tree


GoldenWeek、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私は読書三昧な悠々自適な生活を送っています。
小説では村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を読んでいます。この本、英語版が「The Wind-Up Bird Chronicle」というTitleですが、皆さんお時間があればぜひ読んでみてください。Jay Rubin教授(Harvard大学)による翻訳が素晴らしいです。

もう一冊、2005年ベストセラー「The World is Flat」著者で、現在The New York Times誌のコラムリストでもあるThomas L. Friedman氏による「The Lexus and the Olive Tree」です。1999年の作品で日本でも翻訳本が出され、一時期かなり話題になったものです。中でも「Chapter 2. The Information Arbitrage」は私自身の「部分理解・関係理解・統合理解」と相通する部分が多く、皆さんにはぜひ一読頂きたいと思っています。10 pagesくらいですので、今度ゼミの時間にコピーを持って行きますね。

The Rise of YouTube!


皆さん、YouTubeをご存知でしょうか。誰でも動画のアップロード・配信・利用が出来る「個人映像配信プラットフォーム」ですが、ここ数ヶ月で爆発的な成長をしています。青山君(お誕生日おめでとう!)がNewsclippingしたフジテレビの「ワッチミー!TV」もそうですが、この種のサイトが日本でも数ヶ月の内に話題を独占することになると思いますので、Keep your eye on itです。実は私もこの系のプラットフォーム(日本初)の立ち上げに今関わっていますが、コンフィデンシャルなので詳細はまたゼミの時間に・・・

木曜日, 5月 04, 2006

News Clippingです。間に合いました。

遅くなってすみません。佐田です。

今日もサークルの練習に行ってきました。@三田です。
早く定期を買わないと交通費だけで破産してしまうような気さえしますww

そんでもって自宅のパソコンが見事に壊れている関係で今、マンガ喫茶にいますw@地元です。

早くこの状況から脱却したいです。

さて、僕の今週分のNews Clippingですが、スタートして1ヶ月となる、「ワンセグ」に関するものを挙げたいと思います。

5月2日読売新聞より
「ワンセグ」スタート1か月 スポーツ中継に人気
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20060502et03.htm?from=os1


ワンセグ関連の記事は他にもリンクでありますので、見てみてください。

それでは!

水曜日, 5月 03, 2006

News Clipping


こんばんは!今飲み会から帰ってきました。
明日も高校の友人と飲み会です(笑)
忘れないうちにNews Clipping あげておきます。

毎日新聞4/28朝刊9面「ソフトバンク携帯てこ入れ」
同じく、5/1朝刊9面「どうなるボーダフォン」

あまり大きい記事がなかったので、2つの関連記事を扱いたいと思います。
ちなみにボーダフォンから名称変更するという話が出ていますが、
巷では→ような噂が出回っていますがどうなんでしょうか(笑)


あと、4/30朝刊7面全部を使用した「ネットからの情報流出がとまらない」という記事がのっています。
ウィニー対策についての記事でしたが、ちょっと内容が技術的すぎて今回は見送りたいと思います。
結局のところ、どう対策をすればいいかの結論が明確にでていないところが勿体ない記事ではありますが…興味ある方は読んでみてください。

それでは、皆さんよりGWをお過ごしください☆

Web 2.0 & LongTail


大井さんも言及されましたWeb 2.0議論の発端となったO'Reillyのwritingです:

What Is Web 2.0
-Design Patterns and Business Models for the Next Generation of Software
By Tom O'Reilly

その日本語訳は、
Web 2.0:次世代ソフトウェアのデザインパターンとビジネスモデル

ちなみに、
ロングテール(Longtail)議論の発端となった次の記事ですが、これはWired誌の編集長、Chris Anderson氏によるものです:

The Long Tail
By Chris Anderson

Anderson氏は現在「The Long Tail」という本を執筆中ですが、その執筆プロセスは次のサイトで公開されています。Blog式で、本執筆の実験的な試みとして興味深いです。

How to Read a Book

分厚い本や論文を読むのに時間がかかりすぎる方、読み終わったのに数日経つとそこに何が書かれてあったのか忘れてしまう方、次のPaper(7Pages)をぜひ読んでみてください。これはアメリカ留学時代にこれを読んで以来、私のreadingの鉄則となっています:

How to Read a Book
Paul N. Edwards

金ゼミ・おススメ洋書

金ゼミの皆様

普段から授業とは直接関係のない本を読むようにしてください。本を読むというのは思考を訓練する最も効果的手段です。和書も良いですが、大学時代から洋書を読むことを強くおすすめします。下記のリストは私が最近読んだ中で特に興味深かった本です:

Bobos in Paradise: The New Upper Class and How They Got There
David Brooks
A Whole New Mind: Moving From The Information Age To The Conceptual Age
Daniel H. Pink
The Rise of the Creative Class: And How It's Transforming Work, Leisure, Community and Everyday Life
Richard Florida
The World Is Flat: A Brief History Of The Twenty-first Century
Thomas L. Friedman
The Tipping Point: How Little Things Can Make a Big Difference
Malcolm Gladwell
Blink: The Power Of Thinking Without Thinking
Malcolm Gladwell
Freakonomics: A Rogue Economist Explores the Hidden Side of Everything
Steven D. Levitt, Stephen J. Dubner
The Wisdom Of Crowds
James Surowiecki
The Flight Of The Creative Class: The New Global Competition for Talent
Richard Florida
The Cultural Creatives: How 50 Million People Are Changing the World
Paul H., Ph.D. Ray, Sherry Ruth, Ph.D. Anderson

火曜日, 5月 02, 2006

News clipping part2

昨日はお疲れ様でした:)
長かったけど、みんなのいろんな意見が聞けて面白かったです◎

さて、昨日の私のNews clippingの概要は、

・ヤフーが九期連続の増収増益で、次の10年も躍進し続けると信じている記者の姿勢が感じられる。四マス広告にネットが入ったことによる、広告収入の伸びが大きな要因だが、双方向的なサービスなどで遅れをとっていることも指摘されている。
・井上社長は、次の10年の課題として、①SNS ②動画対応 ③ユビキタス ④地域 を挙げた。

議論のポイントとしては、

・web2.0ってなに?

オレイリーさんの論文が発端で、ヒートアップしたが、定義は人によって異なる。
梅田望夫さんによれば、「あちら側」で、「ネット上の不特定多数の人々(や企業)を受動的なサービス享受者ではなく、能動的な表現者として認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービス開発姿勢」とのこと。
 例えば、google maps、google earth、 ウィキペディア、アマゾンなど。

・ヤフーが今後どう変わっていくのか?10年後も絶好調でいられるかは不透明。

・これからの検索エンジンのあり方とは?
・これからのネット広告で、検索エンジンの果たす役割とは?

こんな内容だと思うのですが、足りない部分があれば補足お願いします。
では、つかの間のGWを楽しみましょうー♪
 

昨日のNewsclipping

昨日のNewsclipping時間、予想以上に充実したのではないでしょうか。
これも皆さん一人ひとりのコミットがあったからのことだと思います。

さて、提案です。昨日の話しを議論のままで終らせるにはあまりにももったいないので、発表した人は自分が担当した記事の概要を(自分なりに)簡単にまとめ、昨日の議論のポイントも含めたものをここにupして頂けますか。Blogは議論の継続、新しい情報の追加のための効果的な手段だと思いますので、最大限活用していきましょう。

では皆さん、楽しいGolden Weekをお過ごしください!

昨日のLecture概要

金ゼミの皆様
昨日はお疲れ様でした!ほぼ朝まで生テレビ状態でしたね(笑)
皆さんの無限なポテンシャルを再確認する良い機会になりました。

さて、昨日最初の30分間お話した内容を以下簡略にレビューしてみます:

■政策的前提と政策の変化
全ての政策は何らかの政策的前提に基づいて策定される。政策的前提が変化する時、既存の政策の正当性は失われ、政策の変化が必要となる。特に、情報通信分野のような技術の変化が激しい分野ではその変化をタイムリーに考慮した政策策定が求められる。

■政策的タイムラグ
社会経済システムが技術、市場、社会、政策の四つの変数間での複雑で有機的な相互作用の結果であるとしたら、情報通信分野では一般的に技術が先行し、市場、社会、政策が後追いする構図が出来上がる。その時間差をタイムラグとすれば、技術や市場の動きに対し、ある程度の政策的タイムラグが発生するのは仕方なく、それはある意味望ましいことでもある。ただ、問題は如何にその政策的タイムラグを最小化するかという点である。政策的タイムラグが大きすぎた場合、技術や市場が持つ潜在的可能性を引き出すのに政策が障害として作用するリスクがある。

■基本的な政策スタンスと不確実性
ヒエラルキーに基づく中央集権的なスタンスを取るか、それともマーケットに基づく自律分散的なスタンスを取るか。この基本的な政策スタンスの選択においては数多くの変数が考えられるが、中でも最も重要な変数として「不確実性(uncertainty)」と「予測可能性・能力(predictability)」が挙げられる。つまり、将来に対する不確実性が低く中央政府の予測能力が十分に大きい場合は、中央集権的な政策スタンスがより有効で(日本の大量生産時代)、逆に将来に対する不確実性が高く中央政府の予測能力が小さい場合は、自律分散的なマーケットメカニズムがより有効である。それを説明する要因としては中央政府と民間主体間での「情報の非対称性」といったものが考えられる。

<参考文献>
Hiearchy, Market, Networkなど世の中がどのように組織化されているのか、という調整メカニズム(coordination mechanism)について関心がある方は下記の論文を読むことをおすすめします:
Walter Powell (1990) Neither Market nor Hierarchy: Network Forms of Organization. Research in Organizational Behavior 12:295-336

Yahoo!SNS

今日の研究会の中で少し話しになった、Yahoo!のSNSについてです。

Yahoo!360°

一応招待性ということなので、招待して欲しい方は招待しますが、mixiやgreeと違って、ホントでやる気が無いですよー。

どれくらいやる気が無いかというと


検索機能  無し
コミュニティ  無し
フォトアルバム  無し(Yahoo! albumからも引っ張れない)
レコメンド  無し
モバイル機能  無し
他のYahoo!サービスとの連動  特筆すべきサービス無し


えーと、Yahoo!関係者の方、『もう少し踏み込んだサービス期待しています ( ゚Д゚)y─┛ 』


それと、インターネットの広告ビジネスという話で、googleのアドセンスの話が出てましたが、それについて詳しく書かれた本を紹介します。

グーグル―Google 既存のビジネスを破壊する 文春新書 佐々木 俊尚 (著)

Web進化論より、googleについて分かりやすく書いてありますが、一気に読めます。
僕は三時間で読みました。