このブログは、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所の金正勲ゼミのメンバーによるブログです。

金曜日, 5月 26, 2006

エレベーター広告

フジテレビジョンの企業訪問の感想です。乗り遅れた感があるので、別の視点で書いて見ます。

企業訪問の時に目に留まったものに、エレベーター内でのテレビCMのような物があると思います。
多くの人が感激していましたが、僕は少し前に北京に行った時に、同じ物を見ていたので、それほど感激はしませんでした。

中国では5年位前からエレベーター広告というのが、流行し始めたそうです。
これは、フジテレビのようなエレベーター内にディスプレイをつけるのはもちろんの事、エレベーターを待つ場所にもディスプレイがあります。(写真があったらUPします。)
つまり、エレベーターの待ち時間の数十秒とエレベーターに乗っている数十秒の間にいくつかのCMを見ることが可能なのです。HotelからOfficeまでエレベーターがあるところには、ディスプレイがありました。
オフィスの場合でもホテルの場合でも、訪問する客層がある程度限られているため、ビジネスモデルが成り立つようです。ちなみに北京大学内には僕が訪れた範囲では、エレベーターは見つかりませんでした。

エレベーターの中では、小さなスペースに知らない人と一緒に放り込まれるので、目のやり場に困ります。困った経験ありますよね。。。携帯でメールを打つにしては短い時間でしょう。。。エレベーター広告はこうした状況を捉えた画期的なメディアと言えるかも知れません。

同じことが、山手線・東横線などの電車内でも言えると思います。

中国の広告業界はとにかく熱いです。
何か良いアイデアが思いつけば、直ぐに実行してみることをお勧めします。


と、企業訪問の感想から離れてしまいましたね。

一言述べると、報道部の雰囲気が好きでした。