ソニーは機械をつくるだけではなくて、未来もつくるところでした。
小川優子ちゃんが素敵な文章を書いてくれたので、私は簡潔に。
昨日、原宿にあるSony Concept Labを訪問して、滝内泉さんと吉村司さんの両氏に話を伺いました。デザイナーの方が14人集まって、ソニーの技術とコンセプトをつなぎ、世の中をデザインしているところで、とてもおしゃれな空間でした。 二人とも壮大な夢を描いていて、それを継続していくために、明快で具体的な目標設定をし、いつも未来のvisionを持つようにしているとのことでした。
特に印象に残った話は二つ。
一つは、インターネットをメディアにするために、新しいコンテンツを創ろうとしている話。インターネットはTVとは全く違うものであり、まだまだ果たす役割があって、現実以上のことを見せられる・伝えられるのだという考えが新鮮でした。
もう一つは、カメラから3次元でスキャンして、インターネットを使って生中継、しかも自分だけの好きな視点から映像を見られるようにしようという話。ワールドカップの試合がピッチ上の中田の視点で見られるようになったら素敵だと思いました。
人と交わるときに、大事なコアの部分を持っていれば、あとは全部ゆずってまざってしまっていいのだ、黄身が無かったり、ゆで卵のように、接しているだけで交わらない人もいる、という滝内さんのたとえ話も身にしみました。 今回の訪問は、今後の私たちに大きな影響を与え、向かいたい方向を考えさせるものになったと思います。
吉村さん、滝内さん、企画してくださった金先生、ほんとうにありがとうございました。
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