このブログは、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所の金正勲ゼミのメンバーによるブログです。

土曜日, 5月 06, 2006

先週のnwesclipping

GW.も終盤ですね、、実家で満喫していた私。ブログあんまり開いていなくてゴメンナサイ。
さて、nwesclipping次の回の皆さんの記事紹介ありがとうございます。お休み中なのにさすがです☆☆
先週の私のnwesclippingについても沢山皆さんからのコメントをいただき議論も広がり、とても嬉しかったです!!  以下、自分の担当した記事について簡単にまとめておきます。

現金を使わずに決済する「携帯マネー」にはこれまで2つのタイプがあった。

1.電子マネータイプ。
あらかじめ入金しておき、決済時に使用額をひかれる。利用限度が数万円にとどまるため使用頻度に応じてこまめにチャージする。小額の決済に使用。

2.クレジットカードタイプ。
クレジットカードと同様、後から使用額を支払う後払い形式。比較的高額の決済が可能。

そして新方式。。

3.預金で即決済するタイプ。
代金をその場で預金口座から引き落とす決済法。(あらかじめ専用の預金口座を開設)
(タイプ2.3に関しては数十万円の買い物も可能になるため返済能力を超えた買い物をしてしまう恐れがある。)

3について。
UFJ銀行とKDDIが2007年春に携帯電話で決済する新銀行を設立。
・携帯電話を使った振込みや画面を通帳代わりに使う など幅広い銀行サービスが携帯でできるようになる。
・携帯電話「au」の使用者は2500万人。(若年層が多いが大丈夫か?)

2006年末の携帯三社の契約者のシェアは ドコモ:56% KDDI:28%
2006年秋からの番号ポータビリティ(同じ電話番号で携帯会社の異なった機種と変更できる)に備えて自社の携帯でしか提供できない特徴を打ち出すことが課題か?

・こういった電子マネーなどは小銭を持ち歩きたくない利用者の間で急速に普及してきた。ドコモの携帯については携帯クレジットを利用できる機器のユーザーは過去2か月で200万増!(全員がサービスを利用しているとは言えないが。)
SUICA(2月末で1120万枚)やEdy(3月末で1700万枚)の発行枚数がここ1年で約2倍になっており急速に普及している!

・サービスを取り入れる小売店は増え、タクシーでも利用できるようになるなど、利用範囲は着実に拡大している。

問題点
端末に互換性がない!! 
各社、規格ごとに端末がバラバラなため利用者はどの店でどの規格が使えるのか分かりづらい。利用時に混乱してしまう。
複数の端末の設置はサービスを導入する店にとっても負担が大きい。
→→→規格の統一が必要!!!
    利用者の機器と店舗側の読み取り機器との間での互換性の実現が望ましい。
(Suicaとドコモのid,JCBは端末を共通化する予定である)

課題:海外と日本との携帯マネーや電子マネーの普及の違いを調べるとおもしろそうだ。