News Clipping 要約
「ワンセグ」スタート1か月 スポーツ中継に人気
今年4月1日より始まった、移動端末向けの地上デジタル放送「ワンセグ」受信機能付きの携帯電話の売り上げは出荷数70万台、売り上げ台数は50万台と好調で、放送と通信の融合を象徴する新しいサービスとして、広告主の注目も高まっている。
「ワンセグ」の特徴は、地上波のテレビ放送を見ることができるだけでなく、それに関連したデータ放送、ウェブへのリンクがなされていることである。
また、基本的に視聴の際には視聴料がかかることはないが、自宅にテレビがなく、ワンセグ携帯しかもっていない人が世帯主の場合はNHK受信料を支払わなくてはならない。(放送法第32条第1項「NHKの放送を受信できる受信設備を設置した者は、NHKと受信契約をしなければならない」)
しかし、このような場合は「ワンセグ」を利用しているかを調べるための携帯電話会社の情報開示が行われるのか否かの問題など、きちんとした法整備がなされていないのが現状であり、技術に法律が追いついていないという印象を拭い去ることができない。
「ワンセグ」は既存の番組放送以外にも活用の幅を広げるべく研究・実験がなされている。この、エリアポータル放送がなされれば、携帯電話のより一層の効果的な利用がなされていくことになるであろう。
まだスタートしたばかりの「ワンセグ」、課題や研究・実験の必要性はまだまだ高いが、放送と通信をつなぐ上で大きな可能性を秘めていることは間違いないであろう。
0 Comments:
コメントを投稿
<< Home