このブログは、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所の金正勲ゼミのメンバーによるブログです。

火曜日, 10月 31, 2006

テレビCM崩壊(p.76~p.111)レジュメ

レジュメをそのままコピペします。


8.ブランディングを再考する
□ブランドの存在価値=消費者の味方
・異常なまでに増え続ける商品数に埋没することなく、自分の商品を選ぶことができる
・安心感を得ることができる
・同じ価値観やライフスタイルを共有する仲間とのつながりが持てる
・メディア・コミュニティを通してブランドの比較ができる

□ニューブランディングの7つの特性
・ブランド体験…機能・ブランドに加え体験(自分の生活でどう存在する製品なのか)が必要
・流動ブランディング…ブランド・ロイヤルティーのない消費者は気移りしやすい
・アンチ・ブランド…情報仲介業(Googleなど)が従来のブランドを変えていく
・コミュニティ・ブランディング…消費者の興味を喚起するアイディアが中心となり消費者ネットワークが広がっていくことによりブランドは成長する
・ブロード・ブランド…インターネットによるブランディングの可能性
・ブランドレスポンス…ブランディング(長期)とダイレクトレスポンス(短期)の達成
・データによるブランディング…データを活用して市場・消費者を理解する

☆ニューブランディングは、広告⇒リレーションシップ・マーケティングへ
→つまり企業は消費者と緊密な関係をとるのがいい!

9.広告を再考する
□これからのニューマーケティング、ビジネスモデルの再考
・水平思考…直面する問題から距離をおいて、他の解決法を探ってみる発想転換法
・消費者のコンテンツへのアクセスが重要
・消費者のほしい情報には、消費者はお金を払う…ターゲットメッセージが伝達しやすい
・広告とコンテンツの融合…料金が低くなり消費者もお得(P96は矛盾!?)
・コンテンツの邪魔にならないようなアイディアのある広告を
・消費者に関連性(Relevance)・実用性(Utility)・娯楽性(Entertainment)=RUEのあるモデル
・ROI(投資対効果)よりもRUEで広告測定
・広告主(ブランド)が直接消費者と交渉
・消費者の実際の視聴率、消費者態度(滞在時間・注意深さ・没頭度)の測定
・消費者が広告を選ぶオンデマンド広告へ

→結局消費者が最終決定権をもつ!

□広告の新しい役割
・消費者に主導権を与える…消費者の深い関わりと目標以外の意義が生まれる
・消費者に製品を説明する…ブランドの価値やコンテクストの伝達も含まれる
・消費者に参加してもらう…楽しみがある、成功の秘訣


□感想(日々の体験から)
 広告はビジネス、マーケティングにとって重要な要素だ。しかし、いつまでたっても広告といえばテレビCMが主であり、その効果測定も視聴率くらいというあやふやなものだ。
マーケティングや商業学の講義でも、広告といえば主にテレビCMを扱い、フリークエンシーや想起など結構いい加減な尺度で測っている。しかも、その測定も適当に数人を選んでアンケートをしてみたというような風にしか思えない。緻密に計画・実行していかなくてはならない今日にこれほどいい加減なものもないといつも感じてしまう。そして最後に申し訳程度に「まぁこれからはインターネットの時代ですから、アクティブコンシューマーのことも考えてマーケティングをしていかなければならなくなるでしょうね」で1年の講義が終了する。「これからというよりも、既にその時代は訪れているのでは…」と先生に言いたくなってしまう。大丈夫か慶應。マーケティングなどの生きた学問において、いつまでも歴史研究(多分先生方はそう思っていないのでしょうが)だけしていて意味があるのだろうか?
と、ぐちぐち考えていた商学部生の私にとって、この本は爽快な内容だった。テレビ局も広告代理店もテレビCMは死なない、と思っている方は多そうだが、これを読むと死なずとも衰えていくのは必至なように思える。
今までなんでも押し付けられていた受動的な消費者は今日稀で、大切なお金を有効に使おうと思ったら情報収集をするのが当たり前だ。昔からPRという言葉は多用されていて、一方的な活動だったが、PRは双方向コミュニケーションの意味である。これからPRがない企業は消費者のニーズがつかめず消えていくだろう。また、企業から情報を取りにいかなければならなかった状態から、消費者が積極的に情報をくれる時代になったのだから、企業にとってはむしろ良い時代になったのではないだろうか。

□議論点
 ・テレビCMはなくなるのだろうか。
 ・インターネットを用いた広告にデメリットはないのか。
 ・自分が知っているマーケティング、広告をしている企業はあるか。(日本の事例で考えた方がわかりやすいかも)



広告とは?ブランドとは?
言葉の定義や概念を考えることは思いのほか忘れがちなのに気が付きました。このような抽象的な言葉は考える人それぞれ違うと思いますが、自分なりの考えに説得力をもたせれば、それもひとつの定義になると思いました。といっても自分の中ではまだ納得のいく定義付けが出来ていませんが…

このブログを学部の教授が読んだらゼミに入れてくれないかも!笑

金曜日, 10月 27, 2006

NC:世界初!電子ペーパー新聞?!

電子ペーパーのお話です。

世界初!電子ペーパー新聞、仏経済紙が08年発行計画

フランスの話ですが、電子ペーパー新聞です。

小型携帯端末購入によって、いつでもどこでも(無線LANが使えるところなら…)新聞が読める!

印刷費が削減できる!

…さて、新聞読むために小型端末を購入するのか。

あくまで、経済紙なのでターゲットは忙しいビジネスマン。需要は十分にあるとの予想。

ネットによって「紙」はどうかわるのか、「紙」とネットはどう使い分けるべきなのか?

NC:グーグルが起こした天変地異

ITmediaの『グーグルによるYouTube買収とWeb2.0無料経済の普及』
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/0610/25/news01.html

野村総研の方の非常によくまとまった記事です。要点をあげると・・・
①Web2.0の基本は無料経済=インターネット上で自己表現をする大量のボランティア+広告料
②2010年頃まで=広告費の約10%がマスメディア→インターネットへ
③このお金は無償投稿を支えるだけでなく、これまで著作権に守られてきたプロフェッショナルのコンテンツやサービスを無料化(例 wikipedia>ブリタニカ)
④無料化の圧力:固定や携帯電話にも波及

要はビジネスモデルが変化しているのですね。でもその収益方法の多くが広告費になってしまうという予想、または時代の流れはなにか偏りがあるように感じます。なぜなら既存のマスメディアはいかに広告を多くとるかが命題になり、本質を見失ったコンテンツが増えるのでは?マス向けのメディアがそれでいいのか。それに実際にコンテンツをcreateするcreator側にはきちんとincentiveになるような報酬が確保されるのか?

ですがそうもぶつぶつ言ってられないほど、googleとyou tubeの動きは速いです。
「米国ではこの買収をうけて和解が成立し、レコード業界や三大テレビネットワークと戦略的な提携が成立。分かりやすく言えば、マスコミ側が実質的に著作権を一部放棄し、クリエィティブ・コモンズによるCCライセンスの思想や哲学を受け入れた」と書かれています。

米国では新しい価値観が既に受け入れられつつあるのですね。この波がいずれ日本にもやってくるでしょうね。その時日本のTV局やJASRACはどう対応するのでしょう・・・。

木曜日, 10月 26, 2006

News Clipping

今回も英語でいきます。
今回は軽いものを。

Hollywood agency devotes team to Web video stars
The New York Times / October 25, 2006

One of the top talent agencies in Hollywood has created an online unit devoted to discovering skillful new creators of Internet content - particularly video - and finding work for them in Web-based advertising and entertainment, as well as in traditional media.

The move by the United Talent Agency amounts to a bet that Web video is on a growth curve similar to that of cable television a generation ago. It is also a return by core talent representatives in Hollywood to the sort of new-media business they tested, without great success, at the peak of the dot-com boom.

The goal this time, executives say, is not only to recruit the next generation of television and film writers and directors from the relative obscurity of sites like YouTube and Revver. It is also to help the major Web portals that are hungry for original content find the creative people they need - just as movie studios have long turned to talent agencies when looking for new directors, screenwriters and actors. ...
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ハリウッドの事務所が、オンラインビデオなどのCGMを見てクリエイターをスカウトするセクションを立ち上げたというニュース。
ドットコム・バブルのときの動きの再来と見ることもできるが、United Talent Agencyは、次なるケーブルテレビになると見込んでいます。
今回の目的はただ単に、次なるマスメディアの立役者を見つけるだけではなく、オンライン広告作成への起用や新しいコンテンツに飢えているポータルサイトとの契約も想定しているそうです。

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この記事、NYtimesの記事なのに、IHT(ヘラルド・トリビューン)にリンクが貼ってあります。
最近、なぜかNYtimesとIHTから、お互いのニュースが見られるようになりました。
私はレイアウトとか軽さがIHTの方が好きなので、NYtimesを見なくなる気がします。

これって、どういう契約・意図なんでしょう?
これについて、事情とかニュースを知ってる方は教えてくださいな。
CNETかどこかの記事で読んだ気もするのですが。。

英語版オーマイニュースにも飛べるようになっていて、新聞社のサイトなのにポータルのようになりつつあります。
最近各社は、ポッドキャストを行ったり、読者の声を載せたり、オンラインにも力を入れています。
独自色がなくなってしまうと、ブランドとしてはネガティブな効果もあると思うのですが、インターネットで区切ることはあまり意味が無いということなのでしょうか。
検索で欲しい情報が手に入るし、ワンクリックで他のサイトに行ける。
だから、自社のサイトを回覧ルートに入れてもらって、とにかくアクセスを増やすことを目的としているのでしょうか。
読者が投稿するコンテンツと違って、ニュースサイトで一番アクセスが増えても、ネットワーク効果は働かないような気がするのですが?
今回のNCはニュース自体よりも、こちらの事情の方が興味ありです。

NC★ 中国 ブログは実名で。

NC★です。
CNET Japan から。
中国政府、「ブログは実名で!」


『中国では全てのサイトが中国情報産業部からICP経営許可証(中国における電信と情報サービス業務経営許可証)を取得することを義務付けられている。』

そんな中国で今度は ブログの投稿でも実名を義務づける というニュースです。

『ブログ実名制実施をするという前提の上での討論内容となっていた。…10月23日には、中国政府情報産業部がブログ実名制を立案したと中国メディアは報じた。』

言論統制 をネット上においてまでしてしまうのはどうでしょうか…。
誰もが気軽に情報発信でき、新しい楽しみに出会える場であるインターネット。
その良さが実名を強制することによって失われかねないのではと思います。


実名といえば、「オーマイニュース」もそうです。
三田祭で鳥越氏を招くこともあって、最近はオーマイニューについて考えることが多いのですが、

ネット上で記事を書く上で「実名」を強制する意義とは何でしょう。
「実名で書けば記事に責任を持てる」というだけでしょうか?

実名を公開することでネットの特性である「発言のしやすさ」 が減り、
「政治的な問題などでマスが扱えないような記事」「○○批判」 などはしにくくなってしまいます。

そうなると、このもの自体の意義でさえ疑問になってきてしまいます。

確かに、事件の原因となるものや根拠のない書き込みを防ぐために「実名」が必要となるときもあるでしょう。
しかし、せっかく増えたユーザーの発言の機会や情報を得る選択肢が奪われてしまうのがよいこととは思えません。

インターネット上は最低限のルールを守れば
「個人」が尊重される数少ない場でありえると考えます。

土曜日, 10月 21, 2006

NC 「Web 2.0」の認知度は4割弱

やっと、ブログの投稿ページにやってこれました。苦難でした、佐田ですw

遅れてしまいましたが、今週のNCは『「Web 2.0」の認知度は4割弱』です。

意外に、といえばいいのかやっぱりといえばいいのか。
あまり認知度は高くないようですね。

Web2.0をどう捉えているかは秋学期最初のゼミでも行いましたが、
それ以上の理解をして人に伝えられるようにならなくてはいけないのだなと思いました。

金曜日, 10月 20, 2006

N.C. USEN2年連続赤字

USEN2期連続の最終赤字 売上高は増収も(産経新聞)
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/other/23962/

売上高が、1820億円で前年度比18.1%の増収ということです。
しかし、Gyaoのお陰で営業利益は赤字のようです。


USEN関連の記事がもう一つ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/infotech/23580/

ライブドアとコラボするより、Googleに買ってもらったほうが幸せなのでは?

木曜日, 10月 19, 2006

N.C.ナンバーポータビリティ

読売新聞10月17日の
番号持ち運び制度が24日からスタート

というそのまんまの記事を選びました。
読んでいただければわかりますが、当たり前なことばかり書いてあります。

下に各携帯会社の社長のコメントが掲載されているので、選びました。

個人的予測としては音楽配信の強いリスの会社が人気になるのかなとも思いました。
携帯電話の番号を気にするのは対外ビジネスマン(?)に多いので(学生は安い新規契約で携帯を変えることが多い)ビジネスにあまり関係ない音楽配信用携帯とか使うのかしら?とも思います。相変わらずキノコも根強く残るかもしれません。そこに新生ソフトバンクがどうでてくるか楽しみです。


現在キノコ会社とPHSの2機種ユーザーな私ですが、キノコは何もしてないのに料金が高すぎで、PHSは家のIP電話にかけられない、携帯本体の使いにくさ、が非常に嫌でどちらも解約しようと思っています。でもなんだかんだいって面倒臭い。

ちにみになぜ某携帯会社のイメージキャラがリスなのかというと、リスはキノコ(品種:ド○モダケ)を食べるからだそうです。

NC★☆ YouTubeネタ

こんにちは、秋晴れの日が続いています。
今日、東門を出てすぐの和菓子屋で、あゆが薦めてくれた豆大福を買いました。食べるのが楽しみ♪♪

さてさて、ニュースクリッピングです。YouTubeネタです。

<10月18日(水) ITメディアニュース・C NET JAPANより>
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0610/16/news065.html
http://rblog-tech.japan.cnet.com/kirifue/2006/10/youtube_c312.html

YouTubeで日本語表示が可能になりました☆
日本からのアクセス数が多いことを踏んででしょうか。

『米YouTubeが運営する動画共有サイト「YouTube」が、多言語対応を進めている。人気動画を表示するページでこのほど、日本語や英語、中国語など6カ国語で、言語別に動画を表示できる機能を実装した。動画のアップロード時に言語を選ぶオプションも追加されている。
人気動画を一覧表示する「MostViewd」で、英語、日本語、スペイン語、ドイツ語、中国語、フランス語のリンクが追加された。「Japanese」をクリックすると、日本語の動画のうち人気のものが一覧表示される。  動画を投稿する際も、同じく6カ国語から1つを選んで投稿できるようになった。』

このニュースについてCNETJAPAN では

『自国語のサイトがある場合、大方の人は他の言語のサイトを見なくなってしまうからだ。当然の成り行きなのだが、YouTubeに限って言えば、これは進歩というよりはむしろ退化である。』
と指摘しています。

しかしながら、「おもしろいよ」と薦められた本でも英語だと敬遠してしまう日本人が多いのと同様に、「言語の違いから、視聴に抵抗がある。」という人も多いはずだと個人的には思います。
言葉がわからなくても映像で楽しめる、というのが動画の強みでもありますが、言葉が分かったらもっと面白い!と思いませんか?
”日本では日本語しか視聴できない”というのなら多少問題ですが、そういうわけではないので、”視聴者の選択肢が増えた”と考え喜ぶべきことなのではないでしょうか。

hotlineゼミの紹介ページ制作完了



広報部の方々のお陰で、hotlineのゼミ紹介のページ無事完成しました。
先ほど誤植やアウトラインの作成など、細かい部分を直しました。間違い無いと良いけど…


ちなみに、メディアコムの2007年度入所説明会の予定は以下の通りです。

10/31 SFCキャンパス カッパ館12番
11/1  三田キャンパス 106教室
11/2  日吉キャンパス 22教室
*ここで、Hotlineが販売されます。*


コミッティー主催の説明会もあります。
 
11/8  日吉キャンパス 教室未定
11/16 日吉キャンパス 教室未定


そして、入所試験は以下の日程です。学部ゼミの試験と被っている人もいると思います。

12/9 (土) 三田

水曜日, 10月 18, 2006

10.16 ゼミぷちろぐ

今回はゼミのログや録音をとっていないので、少しだけになってしまいますが前回のゼミの模様をお伝
えします(半分個人的感想)。

☆三田祭
三田祭まであと1ヶ月ちょっとです。ということで三田祭企画会議。論文集はCD媒体で販売ということに決定しました。あと論文も大事ですが、せっかく4日間も開催するので、自分達(と来場者も)が楽しめる時と場をつくれたらなぁという感じで、誠意企画進行中!?(だと思う)

☆N.C.&SNS
主にSNS関連のニュースクリッピングとなりました。海外のSNS調査(My Space,Facebook,Cyworld)やSNSの今後についての自称SNS専門家(?)
の方々のアンケート結果など様々な情報を得ることが出来ました。結局、それらの情報を組み合わせた結果、SNSが将来どうなっていくのかは予測不可能?というような話になっていきました。自称専門家の間でも予測が異なります。ゼミでの話し合いの中でもSNSの巨大化は果たしてプラスなのか?マイナスなのか?という興味深い話がでました。様々な人が入り乱れることによって、緊密なコミュニティが保たれるのか、もしくは巨大化してもmixiのように中で分割されていけば、そこまで障害はないのでは…等々。このように議論を進めていくと、SNSには多分に心理的要素が多いので(Social…ですし)、データなどだけで片付けて将来が予測できるのか?というような疑問が生まれました。商学部的に見逃せないのが、マーケティングへの影響です。(SNSという言葉がマーケティングの授業で出てこない時点で相当違和感を感じます)ある意味放って置けば人が集まってくるなんて、素晴らしすぎる。マーケティングに使えるのでは…という段階でどこの企業も停まっている感じなので、ここで一発新しい発想ができたら…と思いましたが、ちょっと私にはまだ思いつけませんでした。ちなみにCyworldでびっくりしたのが韓国総人口の三分の一が参加しているという話です。住民登録番号が必要となるとかなりナーバスになるのでは…と思っていましたが、それが逆に信用に変わるのでしょうか。Facebookの大学のメアドが必須という条件だけでも私は嫌になりました。

まとまってないですが、詳しくはNC、SNS各担当者へ……

私はFacebookの担当だったので少しだけ。
Facebookは以前は大学(同じ大学生同士しかページが見られない、大学アドレス登録など)コミュニテ
ィという強い「しばり」があったものの、MySpaceの9000万人に対して一桁足りない900万人という登録者数に慌てたのか、とたんに「しばり」がなくなり今では企業や地域などの新しいものができました。実際それが良いかどうかはもう少し経たないとわかりませんが、私としては「しばり」が魅力的で人が
集まっていたにも関わらず、それを捨ててまで人数を増やすことに意味があるのか?と思ってしまいま
す。どうせなら、地域や企業ごとに違うFacebook部門を作ればいいと思います。色々な機能がMySpaceのマネであったら、すでに桁が違う時点で勝つことは難しいのではないでしょうか。結局Facebookの特徴はあまりないような気がしました。

☆Google×YouTube
各分野のトップ企業と提携(or買収)をどんどん行っていくGoogleについて。事業拡大をしていくGoogleの基本軸となっているのは「なんでも無料」というモデル(Googlevideoはちょっと違いますけど)。利用者にこれほど嬉しいものはない⇒集客率アップ⇒広告収入増えるという良い循環がGoogleにはあることがわかりました。

…と長くなってしまってので終わり(たい)です!


あくつ@ようつべから消える前に働きマン

日曜日, 10月 15, 2006

激変する米勢力図~技術・ニーズ見誤れば転落~

どーも、小川です。
ゼミ生の暖かい声と「チキルなよ」というOO君の発言に後押しされて、NCアップしました。
日経新聞の10月13日の記事です。
ゼミでやっている『海外のSNS』研究に役立つと思います。

内容は米国発ベンチャーのSNSが大手MEDIAに買収されている米勢力図に関してです。
その図というのは・・
①You Tube × Google
②My Space.com × News Corporation(豪の複合メディア企業)
③facebook × Yahoo!(検討中)

M&Aにより、大手MEDIAはSNSに集まった大規模USERをそのまま顧客にすることができ、
かつベンチャー側にとっても混沌としたSNS市場で大手と提携して事業拡大がリスク低めで出来るからでしょうかね?ものすごい速さで連携していっています。
米国の主なネットベンチャーは、大体平均して20~30ヶ月で買収されるというサイクルに現在なっているのです。

速いのはそれだけでなく、時価総額の変動も劇的。たとえば、 You Tube買収の日、Googleの時価総額は一日で26億ドルも増加。Yahoo!は年初から4割も株価が下落。
すさまじい速さとスケールで米国の富は動いていますね。
Googleが、テレビ朝日の時価総額に匹敵する金額で買収したYou Tube。両者首脳はこれをファミレスのデニーズで会って決めたそうな・・。TPO関係なし。商機!勝機!でしょうか。
一瞬でも技術やニーズの潮流を見誤ると転落するネットビジネス。
市場の変化が速いだけに、それを的確に随時見極める「人間」の存在が必須ですね。

火曜日, 10月 10, 2006

GooTube誕生

Google、YouTubeを$1.65 billionで買収。Copyrightを巡る攻防が激しくなりそう。

I still think Google is crazy :)" by Mark Cuban

It will be interesting to see what happens next and what happens in the copyright world. I still think Google Lawyers will be a busy, busy bunch. I dont think you can sue Google into oblivion, but as others have mentioned, if Google gets nailed one single time for copyright violation, there are going to be more shareholder lawsuits than doans has pills to go with the pile on copyright suits that follow. Think maybe how Google discloses what they perceive the copyright risk to be in the SEC filings might be an interesting read ? I think there will be supoenas to get the names of Youtube and Google Video users. Lots of them as those copyright owners not part of the gravy train go after both Google and their users for infringement.
It will be interesting to see how this impacts DRM. As it stands now, there is no DRM on all that video being offered from Google or YouTube. Millions of copyrighted videos that their owners spent a boatload to copyprotect that is available to everyone and everyone without it. (Personally i think DRM is a waste of money, but will all those labels and content providers ?)

ゼミ予定(16日+23日)


16日ゼミ:
・NewsClipping(前回分を含めて)
・SNS宿題報告(Myspace, Facebook, Cyworld)
GoogleによるYouTube買収
・三田祭論文提出
・三田祭ゼミ企画会議

23日ゼミ:
・下記の本を輪読します。授業までに読んでおくこと:
テレビCM崩壊 マス広告の終焉と動き始めたマーケティング2.0 (単行本) Joseph Jaffe (著), 織田 浩一 (翻訳)

木曜日, 10月 05, 2006

NC -ブログに写真、SNSで俳句-

次回のゼミは、SNSがテーマになりそうな気がするので、NCもSNS関連の記事にしました。

日本経済新聞 2006年10月5日 夕刊
自信作、ネットで披露――シニアに趣味の輪、サイト使いやすく

mixiやgreeのような、巨大なSNSだけでなく
小規模なSNSがはやり始めてきたという話です。

今回の記事では、定年を迎えた人たちが、写真や俳句といった、趣味の世界を
SNSを利用して楽しむという記事です。

N.C.─「水道の蛇口のように音楽を」

2週続けて木曜自主休校になってしまいました。
しかし、木曜の必修をとらないと来日になる、阿久津です。お昼からこんにちは。

2週目のN.C.です。
「水道の蛇口のように音楽を」──Napsterが定額制で目指すもの

先週のゼミでもナップスターの話がでたので、そこまで目新しいものではないのですが、個人的に音楽動向に興味があるので選びました。

私もCEATECでナップスター14日間無料おためしIDをいっぱいもらったのですが、協賛にタワーレコードが入っているのがとても気になりました。
小売店としてのタワレコがこんなサービスができたら大打撃じゃないのか!?なのにナップスタージャパンとタワレコジャパンの社長が同じ人です。不思議です。

ということで、皆さんとタワレコのこの不思議な戦略について話たいと思います。


時間があれば、無料動画とビデオCMのジレンマも扱いたいと思います。



なんとなく暇なので、衆議院予算審議質疑を見ているのですが、政治家にイタイ人が多すぎてなんだか不安になりました。でも政治家がイタイということは日本国民自体がイタイっていうのを宣伝しているようなものだとも思いました。

皆さん授業お疲れ様です。

三田祭の件

金です。

大井さん、音田君、三田祭のコーディネーションをありがとう!
いろいろやることいっぱいあって大変そうだけど、皆で力を合わせて楽しくやっていきましょう。どうもキャパ的に全員が挙動体制で動かないといけないような気がしますので、協力者ではなく皆が当事者として今回の準備に関わっていただきたいと思います。

他のゼミは「伝統あり、経験あり、先輩あり」ですが、金ゼミはそういうの、ないです。しかし、発想を転換するとそれはものすごいLuckyなことですよ。何でも思うとおりに、誰にも口ださせずに、自分たちで構想・企画・実行できるということだから。

今回の三田祭企画は人に見せるための企画ではなく、我々が遠い将来から振り返った時に、想い出に残る、楽しめるものにしていきましょう。「我々が楽しんではじめて他の人も楽しめる」ということを(勘違いでもいいので)信じてやっていきましょう。



The memories of tomorrow depend on your attitude today.
- Dave Weinbaum

水曜日, 10月 04, 2006

マイクロソフト株式会社主催イベントのご案内

音田です。
連投で申し訳ないですが、僕が参加している某WEBデザイン系の協会から、イベントのお知らせが着たので、ブログにも紹介します。

--以下記事転載--
_________________________________
━【イベントのご案内】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次世代Web体感イベント REMIX Tokyo - the next web now
~ そこに行けば近未来のライフスタイルが体験できる ~
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
マイクロソフトでは、「そこに行けば近未来のライフスタイルが体験できる」をテーマに

【次世代Web体感イベント REMIX Tokyo-the next web now】を開催させていただきます。

□開催概要
詳細は ⇒ http://Remixj.com
-------------------------------------------------------------------
名  称:REMIX Tokyo - the next web now
主  催:マイクロソフト株式会社
開催日時:2006年10月26日[木]10:30~20:00(10:00受付開始)
開催場所:東京国際フォーラム
□主なプログラム            詳細は⇒http://Remixj.com
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■クリエイターズ スクエア(次世代 Web 展示体感ゾーン)
 ・Whynotnotice inc. 1 Day オープンワークプレイス
 ・RESFEST ミニギャラリー&ワークショップ
 ・連鎖するイマジネーション CHAIN IMAGING
 ・次世代 Web テクノロジ&サービス
 ・オープンステージ
 ・Web 2.0 を表現しよう!コンテスト
■セッション
 ・キーノート セッション
 ・ブレイクアウト セッション
   デザイン、テクノロジ、プラットフォーム、ビジネスの4つのトラックに分かれ
   合計16セッション
 ・パネルディスカッション
   ビジネス、テクノロジの2つのトラックに分かれ2セッション
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【お問合せ先】
REMIX Tokyo 登録事務局
TEL : 03-3496-1038 (10:00~17:00 土日・祝日を除く)
E-mail : remix06@event-registration.jp



一応、3限か4限の終了後に行こうと思っています。
どなたか一緒に行きましょう。

月曜日のゼミと三田祭

月曜日ですが
日吉で法律学科のゼミ説があった為、開始30分で抜けてしまいました。
その日は、日吉(2限)→三田(4.5限)→日吉(6限)→三田(?限)という、とても残念なスケジュールでした。

ドイツにいる、あつざとのskypeが成功して嬉しかったですが、ちょっとタイムラグがあったのが気になりました。この前やった時はそんなになかったのに、なぜでしょう?あと、webカメラも、何故か向こうに映像が行かなかったのがショックでした。

もともと、家庭用の小さい機材とPCを使っていたので、10人規模のゼミではギリギリの大きさかもしれません。マイクの感度やスピーカーの感度などは、もう少し良いものを使えば、更にスムーズになるのかもしれません。


三田祭に関しては、三田祭担当者と僕だけでは、仕事量が多すぎ明らかにオーバースペックなので、MLで手伝ってほしい事を流しますので、確認してください。

10月16日へ

ずっとアクセスできませんでした。。
遅れましたが、昨日のゼミに関する投稿です。

三田祭論文の進行状況を発表しました。

正直、自分でも軸のブレを感じてはいたのですが、発表して、より明確にどうぶれてしまっているのかを考え直すことができそうです。
テーマを決めたときには何をしたかったのか?原点に立ち返ろうと思いました。

「線引き」と「フォーカスをどこにおくのか」を明確に示すように悩みます。

あと、「一般的な言葉で説明をできるように」理解を深めます。

10月16日をまず一番近い目標としてがんばります。

火曜日, 10月 03, 2006

CEATEC JAPAN 2006

ゼミでもひとりで騒いでいた通りCEATECに行ってきました!

めでぃすたのお手伝いで行ったつもりが、閉会まで殆ど遊びっぱなしでした(笑)

遊びというのは、(1)企業ブースまわって粗品集め(2)各ブースのコンパニオンのお姉さん見学

でした。ふざけていますが、とても楽しいです。

大企業のお金がかかってそうな粗品から、何に使うかわからない端子とか基板までもらってきて(実は基板好きだったりします)散々あそびました。とにかくおもしろいですCEATEC。

様々なブースを見て、説明なども聞きましたが、専門すぎてわからないことが多かったです。

でも、それなりに次世代の生活を想像できて、仕組みはわからないながらも夢の溢れる展示会でした。

とにかく奥深いです。あいてぃー。秋葉原とか御茶ノ水の街が好きな人は絶対はまりますよ☆


私みたいな遊び根性ではなく、ちゃんと勉強をしに行きたい方も、大学生の私達にもブースの方々が詳しく説明してくださるのでとても勉強になると思います(慶應出身の方にも偶然お会いして、話しました)。

なによりも、形になっているホンモノみるっていいと思いますよ!

(くだらない話をすると、SONYのコンパニオンさんが一番可愛く、私的に一番萌えたのは次世代FOMAでした)

今日(昨日?)のゼミ

次の日になっちゃいました、ごめんなさい。
帰ったら11時半だったんです。。

さて、今日のゼミはひたすらみんなの論文の煮詰めなおしでした。
でも、学部生レベルのこの長さの論文では、どこにフォーカスして、どういう問題意識を持つかという部分が、全てなのかもしれません。

当たり前のようにわかっている単語を概念的に説明することがいかに難しいか。
固有名詞、最新のニュースなどfactualな情報ではなく、一般的・普遍的な言葉で、全然知らない人にもわかるように説明することが重要。
情報の交通整理、自分なりのperspectiveを持てるようになりたいものです。

新しい単語、新しいニュースを知っていることが、そのことについて知っているということではない、ということについては反省。

さて、精神論ばかり書いてしまいましたが、みんなそれなりに論文を進めていることがわかりました。
菅谷ゼミで忙しいゆうこちゃんも、自分で書いて金先生に送っているみたいだし。
16日までに10ページ、頑張りましょう!
前日までにメーリスに流した方がいいのかな?

あと、今日のゼミのスカイプに触発されて、私もダウンロードしてみました。
イヤホンとマイクも欲しいなぁー。
自宅からもドイツにいるあずさちゃんとタダで話せるなんて、ほんとうに面白い時代に生きているんだなーと感じさせられます。

ドイツ生中継☆

今日のゼミではドイツにいるゼミ員と生中継できました。
スカイプを使っての生中継。ドイツと日本でこんなにスムーズな会話ができるなんて、
「地球も狭くなったよね~」←wゼミ員の感想を一言で。

ゼミの内容としては三田祭論文に向けての進行状況報告を一人ずつ。
7月のゼミ合宿以来、論文から頭が離れてしまっていたことをすごく後悔。

でも、まだ一ヶ月あるし!気合入れなおして頑張ろう★