このブログは、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所の金正勲ゼミのメンバーによるブログです。

火曜日, 12月 12, 2006

12月11日の金ゼミ

今日のゼミでは、ロングテールの議論から波及して、将来の話や人生設計のこと、面接のコツにまで話が及びました。
私も特に印象に残った点を抜粋して、取り上げます。(勝手な解釈も含まれるかもしれません)

【ロングテール】
・ロングテールはProduction,Distributionの民主化とFilteringによって説明される

・ヒット・ニットと文化・アイデンティティーの関連性
(同質性 ⇔ 多様性) 
identity: 相対的に他とどう異なるかで形作られる。一個人に複数あるもの。
「大判朝刊紙は市民階級にとって、早朝の礼拝である」と言われるように、みんなが同じ情報を共有することが公共性である、という主張がある。
一方で、global化が進み、国境を越えた交流が行われる中で、世界市民という概念も広まりつつある。
(自分はEU市民 ルクセンブルグ > UK)

・ヒットとニッチはトレードオフなのか、補完関係なのか
商品によって、異なる
Commodityはトレードオフだが、商品によっては、補完関係になりうる(テールがヘッドになることを促進する可能性もある)

【人生論】
・自分が使う言葉は、全て自分が説明できる言葉を使うこと
・目的と手段を混同しない
・それぞれの行動に対して、何のためにそれをしているのか、目的意識を明確にすること
・共感、Story Tellingの能力が大切
・Personalな自分の体験談、その過程における素朴な意味づけが重要
・10年後、何をしていたいか、どうなっていたいかを考えよう