我的三大報告(私的3大ニュース)
僕にとってのコンテンツ政策の3大ニュースは以下の3点です。
2 Web2.0本格化
SNS、CGMのビジネスが本格化、ネット中立性の議論に発展
6 著作権論議の高まり
IPマルチキャスト、コピーワンス、期間延長問題
11 デジタル放送の苦しみ
デジタルラジオ延期、地デジ格差問題、ワンセグ放送
これらを選ぶにあたっての私的観点は「産業とそれに対する制度の確立のバランスをいかにとるか」でした。
Web2.0に関することは、論文でも少し触れたのですが、上辺を撫でた感じが正直否めませんでした。SNS・CGMに関しては「人と人のつながり」という点でこれからのコミュニケーションの形とビジネスに関する議論が今後より活発になっていくのだろうなという印象です。
三田祭直前のゼミでも議論がされた、「productionとfilteringがopenであるかclosedであるか」という各モデルのビジネスの成功可否についてより深くしていくことになるのかなと思います。
著作権議論はめぐり行く産業の移り変わりの中で対応を急がなければいけない点かと思います。特にコンテンツ政策においてはついて離れないissueであるかと思います。
インターネットの進歩に著作権議論が追いついていないという印象は拭い去れません。著作権議論の進行がより“秩序ある”ネット社会につながるのではないでしょうか。
著作権に関して知識が追いついていないのでこの点に関しては僕自身も特に理解を深めたい点です。
デジタル放送に関しても法整備という点で制度化が急務になります。技術が進んでも制度が追いつかない現状や既得権益の維持に流されて消費者本位になれない産業構造がなんとも旧時代的だなぁといった感じです。
また、デジタル放送議論においてはアナログ電波の空き地問題がここに加わるべき問題だと思います。来年6月の総務省の使用用途の決定から権利配分まで来年さらに活発になっていく議論なのかなとも思います。
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