このブログは、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所の金正勲ゼミのメンバーによるブログです。

土曜日, 12月 02, 2006

NC:A Bubble Watcher Watches Google

NYTimes / December 2, 2006 
A Bubble Watcher Watches Google

COULD Web 2.0 be fast becoming Bubble 2.0? It’s hard to say, mainly because of the lack of a yardstick to measure the value of most Internet companies.

Web 2.0, according to Mr. Winer, “is nothing more than an aftermarket for Google.” So many start-ups rely on Google — both as a basis for creating Web sites and as a channel for selling Google ads — that the entirety of Web 2.0 (the new generation of sites that rely on interactivity and open systems) will stand or fall with Google, Mr. Winer says.
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web2.0は一過性のバブルなのだろうか。
これを判断するのは、インターネット企業の価値基準が定まっていないため、難しい。
あるブロガーは「web2.0なんてグーグルに依存した市場で、グーグルの広告枠に過ぎない」と発言し、グーグルがつぶれるときが、web2.0バブルの終わりだと指摘している。
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基準軸・正当性が定まっていない中で、現状をきちんと説明することが出来たら、それはすごく知的なことだ。
その価値基準の一つがロングテールだったり、集客力だったりするのだろう。
それらと比較して、以前にゼミで話したfilteringとproductionがopenかcloseかという枠組みも洗練されている。
ゼミでの議論から、新しい概念が出せたら面白い。


余談:
アメリカでも、GPSつき、メッセやSNSも使える、トップページにRSSでニュースや天気、スポーツ結果が届くというような高機能なケータイが出回っているようです。