このブログは、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所の金正勲ゼミのメンバーによるブログです。

水曜日, 6月 28, 2006

原祐貴子さんのResume

<概要>
個人の豊かさ+技術力の向上(オートメーション、光ファイバーケーブルの普及)+世界の密接化(安い労働力)→→これまでとは違った能力を身につける必要性。
「左脳主導主義思考」の重要度は低下。
・人々が物質的豊かさのみならず感情面を重視する。物事の意味を追求するようになった
・ルーチ―ン・ワークの大部分は途上国で安いコスト(人件費)で行われるようになっている。
・一連の規定作業や反復的手順に分割できる仕事、処理能力しか必要としない仕事
→→機械にやらせればいい! 成績≠成功・幸せ

これからの「コンセプトの時代」に必要な能力
=ハイ・コンセプトな能力やハイ・タッチな能力。
・左脳主導思考に加えた右脳主導型思考が必要な時代。
(全体像をとらえる能力、創造力、共感できる能力、直観、パターン認識)
・六つのセンス(感性):(デザイン、物語、調和、共感、遊び、生きがい)
・アイディアと勇気、行動力、多くの人の意見を聞いて自分の考えをまとめる能力 
・目的・意義を追求する能力

<参考>
・日経新聞6月22日 外国人のMBA取得者の受け入れを拡大。
「外国人受け入れを検討する副大臣の作業チームは21日、経営学修士MB取得者やソフト開発に従事する専門技術者の受け入れ拡大を促す提言をまとめた。認定要件の緩和で日本に滞在しやすくする。(略)」
→→これまで議論にあがっていた介護師のみならず、技術面でも外国からの安い労働力の輸入が今後ますます進むのだろう。
・日経新聞6月22日 kDDIが海外で企業向け高速データ通信。
「KDDIは21日、海外で企業向けの高速データ通信サービスを始めると発表した。(略)」

<問題意識>
事実、労働力の輸入や海外への仕事依頼は増えてきている。
私たちは左脳主導思考型人間になるための教育、環境のもとでこれまで育ってきた。
しかし今になってそれだけは足りない、との見方が強まってきている。右脳思考を鍛えるために私たちは具体的に何をすべきなのだろうか。机上での学習ばかりを重要視しがちな私。柔軟な思考、発想をする訓練をどのようにしていけばよいのだろうか。ユーモアは潜在能力なのか、六つのセンスを確実に身につけたい。
“右脳を鍛えるソフト“ や ”センスを磨くソフト“ なんてものが今後流行るかも?
(そんなものがあれば自分も買いたい。)