このブログは、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所の金正勲ゼミのメンバーによるブログです。

金曜日, 11月 17, 2006

N.C.動画共有サービスはビジネスになるか?

論文を提出した直後に、目を背けてしまいたいような記事があがったので、あえて取り上げます。

動画共有サービスはビジネスになるか?--テレビとネットの識者が激論

激論というタイトルなので、結局収集がつかず結論が提示されている記事ではありません。
このレベルの話ならゼミでも議論できるのではないか、と(勝手に)思います。

YouTubeの違法コンテンツを「クレンジング」した後、YouTubeはビジネスとして成り立つのかどうか?
でも、そこで「成り立たないよ」といってしまったらビジネスモデルの構築なんて無理でしょう。

私は、成り立つかどうか?ということよりも、どのようにすればビジネスになりうるか?というポジティブシンキングで議論したいと思っています。

「誰もがコンテンツ発信者になれると言われるが、作られたものがコンテンツと呼ばれる水準かどうかは疑問だ」という土屋氏の発言を読んで考えるのですが、はたして「コンテンツ」という定義って何でしょう?(夏合宿時に少し話がでましたが)

最近、「価値」「質」「コンテンツ」って一体なにもの!?とよく考えます。その定義付けが曖昧なのに、論文に「コンテンツ」とか書いていいのかしら?と思うようになって、情報倫理学や哲学に首を突っ込みつつありますが、それでもよくわかりません。

今読んでいる哲学系の本では、情報はそのものを直接読むことは出来ないので、必ず質料性(情報の容器…CDや紙など)をともなうもの。だからソフトとハードの分離論とかありえない!というような論が展開されてます。

ここまでメタ的な話にもっていくと、論文が書けなくなりますが…

そして、NCと話題がずれてきたので、このへんでやめておきます。

2 Comments:

Blogger 大井あゆみ said...

遅ればせながらコメントしちゃおうかな。

>「誰もがコンテンツ発信者になれると言われるが、作られたものがコンテンツと呼ばれる水準かどうかは疑問だ」という土屋氏の発言を読んで考えるのですが、はたして「コンテンツ」という定義って何でしょう?

「価値のある意味内容」とかそんな感じだったかな?
夏休みにやったよね。

価値というのは相対的なもので、人によって違うから、ネットでたくさん流通して、欲しい人に的確に届けられれば、ビジネスにならないということは無いと思う。
土屋さんが言っているのは、「ヒット」だったり「報道」が無くならないという意味のことなのかな?

あやかたんの論文は私のよりずっと面白そう。。

1:57 午前

 
Blogger 阿久津あやか said...

こうやってえらそうに話してるけど、論文ぐだぐだだからw

しかし本当に気になるよ。コンテンツとか価値ってなんだ。

1:20 午前

 

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