このブログは、慶應義塾大学メディアコミュニケーション研究所の金正勲ゼミのメンバーによるブログです。

月曜日, 11月 13, 2006

NC 検索できるビデオ監視システム

IBM、リアルタイムで検索できるビデオ監視システムを市場展開へ

「IBMは米国時間11月7日、ビデオを分析し侵入者や特定のナンバープレート番号までも探し出す、新しい監視システム「Smart Surveillance System」(S3)を、メインストリーム市場に提供する準備が整ったと発表した。同社のデジタルビデオ監視サービスと連動するS3はデジタル録画されIPネットワークを通じて蓄積されるビデオをリアルタイムで分析できる。また、記録されているビデオがオンラインにあろうとオフラインにあろうと、指定の特徴をさかのぼって検索できる。」

…顔のすべてを認識できるわけではないし、色の違いを見分ける以外、車種の認識もできないとはいうものの、記録されたビデオクリップに属性ベースの検索をかけ、特定のものや行動を探し出すことができるようになる可能性も示唆しています。

検索もここまできたか!といった感想です。
テキストだけでなく、動画の内容まで分析してしまう検索エンジン。
開発がすすめられるとどういったことに使われるのか…用途は多様にあるのでしょうが、個人のプライバシーが守られることは必須でなければならないと思います。

(警察にとっては犯人逮捕に向けて防犯ビデオとにらめっこする時間が随分と短縮されて便利なツールとなりそうですが。)