国家の情報 -NC reviewー
多忙な一週間がおわり、今週末は水泳の大会、来週末も水泳の大会。
なのにレポート3つ。プレゼン2つ。課題図書5冊。きゃー。きゃー。
というわけで、ゼミ生が大いに盛り上がってる古川さんのコメントを加えた先週のNCのレビュー。
読売国際会議の論点であった、「日本の安全保障のための情報収集分析強化」
内容は長いので、簡単に掻い摘んで書くと・・・
ようするに情報産業・ブロードバンド化といっても、表でコンテンツ産業が華々しく発展している裏では、それらの情報(およびそれ以外の情報)を水面下で採ってきているCIAなどの国家機密機関がいると。
会議のメンバーはもっと日本の情報機関を強化しよう!と言っています。
でも日本が対外・内の情報収集に対して全く無防備なわけではない。古川さんいわく、警視庁およびその隣の総務省内では電波傍受波が流れていて、携帯もNETも通じない。長い長いコードをひっぱってインターネットと接続するという、官庁の情報literacyってどうなってるの?というような状況があるそうだ。
新聞の趣旨とは微妙に離れるが、興味深い「情報産業と国の関係性」について古川氏が色々教えてくださったので、それを挙げておく。
ーGOOGLEの中国進出の際の検索機能限定化。だがこれは、中国という大きな市場に一番最初にlaunchして、shareを広げるための戦略にすぎない。
ーメキシコのPCにskypeが入らないようになっているのは、現地のNTT的な会社が政府のだから。
ー現在逮捕されている人たちの多くは、MSNやYAHOOなどの開示により逮捕されている。
ービルゲイツが中国に進出する時、彼は万里の長城にのぼり、中国文化を体験してから、中国用のFONTを作った。
ーアメリカの企業はどこかの国にいくときに、必ず自分の国益を掲げていく。
そういえばこの前NHKのクローズアップ現代で、カナダにいたカナダ国籍の無実の中東系移民がいきなり旅行先でアメリカに逮捕され、シリア?だったかの危険とされている国の収容所に強制送還され一年監禁されていたそうだ。信じられないような話だが事実である。CIAは極秘に彼(はもとよりその他の人含め)の情報や資料を集めていたそうだ。世界の裏側でなにが起きているのか、本当にわからない。ネットで検索すれば、私の名前も、ブログ名も、この文章も、全てが誰でも読める時代だ。利便性が増すとリスクも増すのか。そうはなってほしくない。
うーん、本来のNCのカバーしている枠を違うベクトルで超えてしまいましたが、こんな日もあるということで・・・。完
2 Comments:
ちなみに、『Reporters Without Borders(国境なき記者団)』によると、中国からのgoogle.comへのアクセスは、第二次天安門事件(六四天安門事件)での民間人への攻撃があった6月4日前後には、アクセス不能になったけど、すぐに復活した良うです。
詳しくは、
こちら
なんでこんなコメントと書いたかと言うと、ITmediaでこれについて書かれていたからですwこちら
情報は最新のものを得ることを心がけます。
一応、北京大学の学生にメールして、聞いてみました。返信が着たらまた、紹介します。
1:09 午前
サンクス。BUT「こちら」からリンク飛べません 泣
7:53 午後
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