前回NC要約&ゼミ感想!
遅くなって申し訳ありません。
前回NCの要約とゼミの感想です。
まずはNCから。
「KDDIとグーグル、ケータイ検索で提携」(5月18日読売新聞)
このたびの携帯検索におけるKDDIとグーグルの提携、KDDIとグーグルにはそれぞれ以下の思惑があると考えられる。
KDDI
①検索機能強化
携帯電話の検索機能強化は有料コンテンツへのアクセスが容易になることやパソコン向けサイト閲覧機会の増加(ユーザーの利用シーンの増加)によって、ダウンロード料・データ通信料・広告収入の増加が見込まれる。
現在の携帯検索は情報検索ツールとしては脆弱であり、「知りたいことを即時に検索できるようにしたい!(テレビを見ながら・雑誌を読みながら…)というユーザーのニーズに充分に応えることが出来なかった。しかし、今回の検索機能強化によって、これらのユーザーのニーズに応えることが出来るようになり、収入増加も見込めるまさに一石二鳥な提携である。
②「オープンなインターネット」への対応で他社との差を広げる
「オープンなインターネット」への対応ではフルブラウザ「PCサイトビューアー」の搭載などで先駆け的な存在であったKDDI(ちなみにvodafone携帯電話にはフルブラウザは未搭載。ソフトバンクモバイルで搭載はほぼ確実。でないとソフトバンクになった意味ない)。
これらは時代の先駆けを追求するというイメージ戦略の意味もあるのではないだろうか。現にKDDIの携帯電話は若年層にユーザーが多く、効果が大きいと考えられる。
★☆★☆★
ちなみに、ソフトバンクモバイルへの対抗心を随所に感じられる。(「携帯ポータルサイトでNO.1になりたい」(ソフトバンク)「ポータルサイトを経由せずに直接調べたいサイトへアクセスできるように」(KDDI)
●携帯向けサイトの検索シェアを高めたい。
検索サイトとしての地位を確立しているGoogleであるが、日本における携帯向けネットサービスや広告獲得ではヤフーに遅れをとる形になっている。
この提携を機に携帯向けネットサービスや広告獲得でヤフーに追いつけ追い越せ。
<参考>
2006年3月の月間利用者数
Yahoo! …2659万人
Google …1285万人
☆★☆★☆
ちなみに、Googleの携帯事業者との提携は日本に限らず全世界へ広げる方針である。
「Googleのミッションは世界中の情報を整理してあらゆるデバイスから利用できるようにすること」
★両社への影響
現在、検索連動型の広告費が増えており、この収入が今後携帯電話会社、検索サービス会社にとって大きな収入になってくると考えられる(この広告費は携帯電話会社・検索サービス会社の両方に広告収入として収められる)
<参考>
検索連動型の広告費
2006年 754億円
2009年 1292億円(予測)
今後、この広告収入のこともあり、「検索サービス+携帯電話の提携」同士の競争の激化が予測される。
やっときました感想です。
多くの人が書いていますが、僕もそれに漏れることなく古川さんの来ゼミは、まさに驚きでした。
古川さんの経歴にも驚きを隠すことが出来ませんでしたが、それ以上に尽きることのない知識の数々。まさに日本のインターネットの発展のど真ん中にいた「超一流」という方でした。
NCへの鋭いコメントも印象的だったのですが、
「挫折は味わったほうがいい」
最後のこの一言がなんともずっしりときました。
自分はここまで挫折といえるほどの挫折は全くといっていいほどないです。いや、全くないです。
いわゆる「温室」にあぐらをかいて座っているような感じです。今現在の自分ははっきりいって打たれ弱いと思います。
この一言はそんな現状に甘んじていていいのだろうか、と改めて考えるきっかけになることと思います。
古川さんは今後のゼミにもいらっしゃるそうなので、もっと多くの興味深いお話を伺えることを楽しみにしています。
もちろん、古川さんのお話からより多くのことを吸収できるように知識を身につけて。
気がついたらW杯開幕戦をすべて見てしまいました。
これからはより一層の寝不足が予想されます。
元気に頑張りますw
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